デヴィ夫人、『週刊文春』関係者らを刑事告訴 「このまま社会から抹殺されるのではないかと」

デヴィ夫人が、『週刊文春』の関係者らを名誉毀損と信用棄損の罪で刑事告訴したことを報告。記事の内容を否定し、「報道の自由に名を借りた言葉の暴力」と指摘している。

デヴィ夫人

タレントのデヴィ夫人ことデヴィ・スカルノが27日、公式インスタグラムを更新。『週刊文春』(文藝春秋)の関係者らを、名誉毀損及び信用棄損の罪で刑事告訴したことを公表した。

【投稿】『週刊文春』関係者らを告訴


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■刑事告訴したことを報告

『週刊文春』では、デヴィ夫人が代表理事を務めていた慈善団体「アミチエジャポン」の資金を持ち逃げしてトラブルになっているなどと報じていた。

デヴィ夫人は、「昨年、私についてなされた週刊文春の報道に関し、この度、週刊文春の関係者や、一般社団法人AMITIE SANS FRONTIERS(以下、『AMITIE』といいます)の関係者(代表理事、理事2名及び監事1名)を、名誉毀損及び信用棄損の罪で刑事告訴いたしましたので、ご報告いたします」と公表。

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■報道は「事実無根」

報道について「事実無根であるほか、一部の事実を切り取り、私がAMITIEを乗っ取ろうとしている、私物化しようとしている等、断定的な表現で私を貶めようとするものであり、極めて悪質と言わざるを得ません」と非難。

「もちろん、私がAMITIEを乗っ取ろうとしたことも、私物化しようとしたことも、1,700万円を持ち逃げしたことも、一切ございません」と改めて否定し、「逆に私は、AMITIEに1,100万円以上の金員を寄付しております」とした。

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■「社会から抹殺されるのでは」恐怖も

また、『週刊文春』側の取材に対して資料を添付して回答したものの、記事の中では触れられなかったことなどを明かし、報道後に誹謗中傷を受けて自身や家族が深く傷ついたことにも言及。

CM放送、テレビ出演の中止や、親交のあった人物が距離を置くようになるなどの影響もあり、「私は、このまま社会から抹殺されるのではないかとの恐怖感も覚えました」ともつづる。

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■「言葉の暴力」と指摘

近年の週刊誌報道について、「表現の自由、報道の自由に名を借りた言葉の暴力と申し上げざるを得ません。昨今、言葉の暴力が、人を死に至らしめたという痛ましい事件も発生しております。社会の公器たる報道機関が、むやみに言葉の暴力を振りかざすことを持て囃すかのような最近の風潮は、極めて危険であり、直ちに改められなければなりません」などと指摘。

なお、「この件については、今後の捜査に支障を来さぬよう、取材は固くお断りいたしますので、ご容赦いただければ幸いです」と結んでいる。

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