長谷川博己主演、新・日曜劇場『アンチヒーロー』 北村匠海が出演「そもそも正義とは…」
4月期の新・日曜劇場、長谷川博己主演『アンチヒーロー』。出演決定した北村匠海のビジュアルとティザー映像も解禁。
■逆転パラドックスエンターテインメント
「正義の反対は、本当に悪なのだろうか…?」を視聴者に問いかけ、スピーディーな展開で常識が次々と覆されていく本作。日常のほんの小さなことがきっかけで正義と悪が入れ替わり、善人が悪人になってしまう。
まさにバタフライエフェクトのような、逆転パラドックスエンターテインメントである。
そんな司法の世界を舞台にした前代未聞の本作に北村の出演が決定し、ビジュアルとティザー映像が解禁となった。北村は長谷川演じる主人公“ヒーローとは言い難いアンチな男”の事務所で働く弁護士を演じる。
■アンチな弁護士にどう対峙するか
北村は2008年に俳優デビューし、2017年公開の映画『君の膵臓をたべたい』で数々の新人賞を受賞。その後も数々の作品に出演し、昨年だけでも『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編』をはじめ4本の映画と3本の連続ドラマに出演、着実に俳優としての実力を築き存在感を放っている。
また、昨年主演を務めたNetflixシリーズ『幽☆遊☆白書』では、世界中に大きな衝撃を与えたことも記憶に新しい。北村はこれまでも長谷川と映画やドラマで共演経験があるが、いずれも自身は生徒役であり、8年ぶりの共演となる本作では弁護士役同士というまた新境地での共演となる。
北村演じる正義を追い求めるはずの弁護士は、殺人犯をも無罪にしてしまう倫理観の全く異なるアンチな弁護士にどう対峙していくか、注目だ。
■「そもそも正義とはなんなのか」
北村からコメントが到着している。
北村:このたび、『アンチヒーロー』に出演します。北村匠海です。別の世界では長谷川さんはかつて先生でしたが、『アンチヒーロー』の世界では共に弁護する仲間として、1日1日を過ごしております。
ヒーローをアンチする。そこに正義はあるのか。そもそも正義とはなんなのか。誰のためにあるのか。他人か国か、それとも自分か。光があるなら影が生まれる。その影の中で生きる僕らの物語をどうかお楽しみください。
■「豊かで繊細な感受性を持った俳優」
プロデューサー・飯田和孝氏からもコメントが。
飯田氏:正義と悪の価値観は、年齢、環境、もしかしたらその日の体調、気分によって変化するものではないでしょうか? このドラマの登場人物たちもそれぞれの価値観で、アンチな弁護士と向き合い、正義と悪について考え、動いていきます。
北村さんとは今回初めてご一緒させていただきますが、強い意思、そして豊かで繊細な感受性を持った俳優さんだと感じました。
役について話している中で、「微妙な隙間を縫っていくような役」と表されていましたが、画面を見ていると、キャラクターがもがき、心の奥から声を上げようとしている熱のようなものを感じました。
北村さん演じる弁護士の「心」が、視聴者にどのように届くのか、どう感じてもらえるのか、今から楽しみでなりません。どうぞ見守っていただければと思います。