「最後の一杯」求めラーメン店に70人ものファン 順番の待ち時間は60分以上にも…
東京・秋葉原のシンボルだった「万世本店ビル」が3月いっぱいをもって歴史を終える。3連休、ビルには多くのファンが集まり…。
肉料理レストラン「肉の万世」を運営する株式会社万世が、東京・秋葉原の本店を3月31日で閉店すると発表してから早5日。その味を最後に味わおうと、万世本店ビルには連日多くのファンが訪れている。
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■“肉ビル”の愛称で…
東日本エリアに店舗展開する肉料理レストラン「肉の万世」本店、「万世橋酒場(万世麺店本店)」、さらには運営会社が入る万世本店ビル。
かつて同ビルには、ハンバーグのほか鉄板焼、すきやき、しゃぶしゃぶ、焼肉、ステーキ、とんかつ、からあげなどを特徴にする店舗が地上10階、地下1階フロアにひしめきあい、“肉ビル”の愛称で親しまれてきた。
■「秋葉原のシンボルが」
しかし新型コロナウイルスによる影響で近年、営業フロアを縮小。2021年9月にはビルを売却したことが各メディアで報じられ、その後の展開が注目されていた。
そして今月20日、残っていた店舗すべてを3月中に閉店することが明らかに。秋葉原で長年愛され続けた“肉ビル”の終焉に、ネットでは「マジか…」「秋葉原のシンボルが消える」と惜別の声が数多く上がっている。