避けたい気持ちもあるが… 約7割が必要と思う「嫌いな人」との付き合い方
人間関係はなにかと面倒なことが多く、逃げ出したくもなるけれど…。
嫌いな人に対しては、どのように接しているだろうか。そのような相手とは、できるだけ話したくないと考える人もいるかもしれない。一方で、表面上の付き合いは必要だと考える人もいるようだ。
■約7割「嫌いな相手でも表面上は…」
Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女800名を対象に「人との付き合い」に関する意識調査を実施したところ、全体で68.6%の人が「嫌いな人でも表面上の付き合いは必要だと思う」と回答した。
■女性に多い傾向
性年代別で見ると、多くの年代で女性の割合が高くなっているのがわかる。
とくに10〜20代の若い世代では、男女間で約25ポイントもの差があるのも印象的である。ただ男性も年齢を重ねると、表面上の付き合いは必要だと考える人が増えている。
■仕事では仕方がなく
最低限のコミュニケーションは必要だと考える40代男性は、「嫌いな人と無理に付き合う必要はないとは思うのですが、同じ職場で働いているなどすれば完全に避けることは無理だと思うんです。そのために仲良くするまではいかなくても、必要最低限のコミュニケーションは取っておくべきだと考えています」と語る。
さらに続けて、「多くの人から嫌われているようなタイプは、その人自身に問題があることも多いですからね。人間性に問題がある人とうまくやっていくのは、かなり難しいことだと思います。そんな人との付き合いも、仕事のうちなのかもしれませんね」とも話していた。
■苦手な人からの誘いを断り
苦手な相手の誘いを断るようになった30代女性は、「少し前までは人からの誘いなどが断れなくて、マウントを取ってくるような友達とも仕方なく付き合っていたんです。一緒にいても見下されるだけで、楽しくないのに…。ただそんな人と一緒にいるのは時間の無駄なだけと思って、今は誘いを断るようにしているんです」と話す。
今でもたまに誘われるが付き合うことはなく、「向こうは悪いことをしている気持ちはないみたいなので、今でもたまに遊びの誘いがあります。もう彼女と一緒に出かける気持ちはないために、いつも『他の用がある』などと言って断っているんです。そのうちに、向こうも気づいて誘わなくなるでしょうね」と続けた。
・合わせて読みたい→なにかしたのかな… 約6割が「仲がいいと思っていた人」からされた仕打ち
(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック)
調査対象:全国10代~60代の男女800名