「他にもっと良い女性が」と息子の結婚に反対の父親 挙式直後の新婦に手切れ金を…
息子の結婚式に呼ばれるも、とことん妨害行為を働いた父親。なんと新婦に渡すための手切れ金すら用意していた。
若い女性が、心ない義父のせいで晴れの結婚式の日に屈辱感を味わった。このほど海外の人気掲示板『Reddit』に驚きのストーリーがシェアされ、波紋を広げている模様だ。『Mirror』などが伝えた。
■雰囲気が険しい新郎の両親
愛する男性と迎えた結婚式という人生最高の晴れ舞台を、新郎の父親により台無しにされてしまった女性がいた。その出来事を投稿したのは、新婦の友人である女性だ。
結婚式には親しい友人や親族が招かれ、誰もが主役のふたりを祝福していた。ところが新郎の両親だけは最初から雰囲気が違っており、父親にいたっては、新婦に渡すための手切れ金を用意して会場入りしていたことがわかった。
■省かれた「愛の誓い」
新郎も、自分の親が「もっと良い女性がいるはずだ」などと言い、新婦を嫌っていることを自覚していた。
両親の冷たい態度は会場の雰囲気を悪くさせ、事情を知る友人たちは「挙式中、新婦に何か暴力的なことをしなければいいが」と、始終ハラハラしていたそうだ。
そんななかで結婚式が始まり、なんと「愛の誓い」の言葉が省略されてしまった。新郎の両親が神父に頼み込んでいたことが、後で判明したという。
■新郎は新婦の味方
続くパーティでは、新郎の父親が新婦とダンスを踊った。しかし新婦は飛び出すようにその場を離れ、新郎の父親がそれを追ったという。日本円にして75万円ほどのお金を、手切れ金として渡すためだった。
その後、投稿者の女性は新婦から「お義父さんに大金を渡され、結婚はなしにしてほしいと言われたの」と打ち明けられたという。
新婦にとってたった一つの救いは新郎の変わらぬ愛で、彼は常に妻の味方であり、この件を機に両親とは疎遠になっているそうだ。
■完璧な結婚は難しい
実家の宗教、人種、支持政党や経済事情の違いなど、さまざまなことが障害となって親に結婚を祝福されず、苦しんでいるカップルは多い。
「親がなぜ猛反対したか、そのわけが理解できる日がやがて来る」と諭す人もいれば、「それを乗り越えて長年幸せな結婚生活が続くなら、素晴らしい相性だったと言えるだろう」「愛は勝つ」という意見など、掲示板にはさまざまな声が寄せられている。
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(文/Sirabee 編集部・浅野 ナオミ)