『ブギウギ』“夜の女”役で衝撃、田中麗奈が再ブレイク 「イメージ変わった」7年前の転機
『ブギウギ』に登場するや強烈なインパクトを与えた田中麗奈。女優として再評価されるきっかけがあったようだ。
「アタイらを甘く見たら承知しないよ!」──。NHK連続テレビ小説『ブギウギ』に女優・田中麗奈が出演中。迫力たっぷりにすごむ姿が衝撃を与えた。
近年、話題のドラマへの出演が続く田中は、女優として再ブレイクしていて…。
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■「夜の女」役が衝撃
『ブギウギ』は、大ヒット曲『東京ブギウギ』で知られる歌手・笠置シヅ子さんをモデルにしたオリジナルストーリー。小さな看板娘だったヒロインが、様々な困難を乗り越えながら勇気と希望を与えるスター歌手になっていく様子を描いている。
ヒロイン・福来スズ子役を趣里が演じ、田中は東京・有楽町界隈を取り仕切る「夜の女」役で出演。12日の放送回では、スズ子が取材を受けた雑誌の記事が気に入らないと、彼女の楽屋まで乗り込んで叱責するという、迫力ある演技を見せた。
■「見る人を惹きつける」演技が高評価
田中は1998年のサントリーの飲料「なっちゃん」CMの初代ブランドキャラクターに選ばれ、注目を集めた。その後、多くのドラマや映画に出演し、女優として目覚ましい活躍を見せる。
昨年10月クールのドラマ『いちばんすきな花』(フジテレビ系)では、物語のカギを握る人物・志木美鳥役を演じ、話題に。
あるテレビ局関係者は、田中の演技について、「コミカルなキャラクターから陰のある役、『ブギウギ』のようなクセのある役まで幅広く演じ分けられます。表情豊かで細かい所作で感情を表現し、見る人を惹きつけます。連続ドラマの途中から出ても視聴者にインパクトを与えるので、田中さんを使いたいテレビ局は増えていますよ」と評する。