3歳児が大好きなクレーンゲーム機に侵入? 救出動画が公開され警察官に称賛の声
通報を受けた警察官がショッピングセンターへ。そこにはクレーンゲームの中に閉じ込められ、ハローキティのぬいぐるみに囲まれた男の子の姿があった。
幼いわが子について、「ちょっとでも目を離すと、何をするか分かったもんじゃない」と嘆く親は多い。そんななか、ある男の子のハプニングに注目が集まっていることを、アメリカの『People』や『NEW YORK POST』が報じた。
■週末に男の子の救助要請
オーストラリアのクイーンズランドにあるクイーンズランド州警察署が、1日にX(旧・ツイッター)で1本の動画を公開した。
1月27日、同署に「男の子を救助してほしい」といった内容の通報が寄せられたといい、警察官らはただちに現場であるカパラバ・ショッピングセンター出動した。
すると、ハローキティのぬいぐるみが多数入ったクレーンゲームの中に、ひとりの男の子が閉じ込められていたという。
■ハローキティに囲まれご機嫌
男の子は3歳のイーサンくん。両親とともに施設を訪れ、大人が目を離した隙にぬいぐるみを取りに行き、機械の中に入ってしまったという。
動画には、動揺している両親を横目に、ハローキティのぬいぐるみに囲まれご機嫌そうなイーサンくんが映っている。また警察官が機械を叩き、プラスチックかガラスかを確認しているようだ。
ガラス製であることが分かると、警察官はイーサンくんを端に寄せるよう両親に頼み、反対側にいた母親が呼び寄せている。
■クレーンゲームが大好き
父親のティモシーさんがイーサンくんに「手で目を覆って、しゃがんで」と伝えると、警察官は機械のガラスを粉々に叩き割った。
そしてティモシーさんに抱きかかえられ、救出は成功。イーサンくんは10~15分ほど機械の中に閉じ込められていたものの、ガラス片などによるケガはなかった。
両親は「この子はクレーンゲームが大好きで、普段から取り出し口に顔を入れたりして遊ぶんです」と説明。今回は体ごと入り、よじ登ってしまったそうだ。
■担当した警察官も4歳児のパパ
この騒動を担当した警察官のスチュアート・パワー巡査長は、「通報が寄せられ話を聞いた時、少し笑ってしまいました」と明かす。
自身にも4歳の息子がいるといい、「子供は何をするか分かりませんからね。父親としてできることをしただけです」「うちの子も同じことをするかも」と笑った。
世間からは「クレーンゲームは子供のテンションが特に上がるから、何をするか心配」といった声のほか、「無傷での救出は素晴らしい」「優しい警察官のパパ」など称賛の声が寄せられている。
■クレーンゲームに入ってしまった男の子
Ethan and the Police: 1
Claw Machine: 0Police were called in to rescue the adventurous Ethan, who had crawled up into a toy machine at a Capalaba shopping centre on Saturday. pic.twitter.com/E7szqYznjI
— Queensland Police (@QldPolice) January 31, 2024
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(文/Sirabee 編集部・桜田 ルイ)