日本人の「陰キャ・陽キャ」率を大調査 20代以下では8割が「陰キャ」と判明

最近よく聞く「陰キャ・陽キャ」。世の中ではどちらが多いのか、調べてみると…。

陰陽

近ごろ、よく耳にするようになった言葉が「陰キャ・陽キャ」。主に若い世代が使う言葉だが、読んで字の通り、それぞれ「暗い性格」「明るい性格」を意味している。


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■キャラ重視社会に

テレビのバラエティ番組などの影響もあってか、一般人でも「キャラ」が重視されるようになった日本社会。オタク志向があって内向的な陰キャなのか、「パリピ」とも評されるようなお祭り大好きな陽キャなのか。

多くの人が自分のキャラ立ちを考えているなか、実際には陰・陽、どちらのキャラクターが多いのだろうか。

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■8割弱が「陰キャ」

Sirabee編集部が、1月9〜11日にかけて全国10〜60代男女1,000名を対象に「自分のキャラクター」について調査したところ、「かなり陰キャだと思う」と答えた人は30.6%。

「やや陰キャ」との回答が最も多く、46.8%だった。全体の8割近くが陰キャと自覚している、という圧倒的な割合だ。「やや陽キャ」は19.9%、「かなり陽キャ」に至ってはわずか2.8%に過ぎない。

陰キャ・陽キャ

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■若い世代ほど陰キャ寄り

長いコロナ禍の影響か、「失われた30年」とも呼ばれるデフレ経済の負の遺産か、根暗ばかりになってしまったようにも見える日本社会。さらに世代によっても大きなバラつきが見られる。

「かなり陰キャ」と答えた人が最も多かったのは、10〜20代でじつに49.4%。もはや2人に1人は、きわめて強く陰キャ寄りだという。「やや陰キャ」と合わせると8割を超えている。

陰キャを強く自覚する人の割合は年代が上がるほど減少し、50〜60代では23.3%に。この世代では陽キャ派が最も多いものの、それでも3割程度にとどまっている。

陰キャ・陽キャ

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■執筆者プロフィール

タカハシマコト:ニュースサイトSirabee編集主幹/クリエイティブディレクター

1975年東京生まれ。1997年一橋大学社会学部を卒業。2014年NEWSYを設立し、代表取締役に就任。東京コピーライターズクラブ(TCC)会員。カンヌライオンズシルバー、TCC審査委員長賞、ACCシルバーなどの広告賞を受賞。

著書に、『ツッコミュニケーション』(アスキー新書)『その日本語、お粗末ですよ』(宝島社)

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(文/Sirabee 編集部・タカハシマコト

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2024年1月9日~1月11日
対象:全国10代~60代男女1,000名(有効回答数)

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