山﨑福也、「最初は東京だと…」日ハム入り決めた経緯明かす 新庄剛志監督も今年は勝負に出る?
北海道日本ハムファイターズに移籍した山﨑福也が移籍先を決めた経緯について、高木豊氏が解説。今シーズンにかける新庄剛志監督の思いについても語っている。
元プロ野球選手で野球解説者の高木豊氏が13日、公式YouTubeチャンネル『高木豊 Takagi Yutaka』を更新。オリックス・バファローズから北海道日本ハムファイターズに移籍した山﨑福也投手が、日ハムを選んだ理由について明かした。
■ヤクルトを予想するも…
山﨑投手が国内FA権の行使を表明した際、残留を求めるオリックスを含め、6球団が熾烈な争奪戦を繰り広げた。
高木氏は、山﨑投手がFA権を行使した際に公開した動画で、山﨑投手がバッティングも得意としていることもあり、セ・リーグへの移籍を予想。関東出身であることも踏まえ、東京ヤクルトスワローズを最有力候補として挙げていた。
■「僕も最初は東京だと」
今回の動画では、高木氏が取材した各球団の春季キャンプの話題に。
日ハムの取材でグラウンドに行くと、山﨑投手に声をかけられた高木氏。以前の動画では在京球団への移籍を予想していたが、「(山﨑投手が動画を)見てくれてたんだろうね。『僕も最初は(移籍するのは)東京だというふうに思っていました』と。『でも(日ハムの)球団のフロントの方と何回か接するうちに、どんどん魅力に引き込まれた』と(話していた)」と明かす。
■球団社長に好感
高木氏自身も、キャンプ取材で球団社長の小村勝氏らフロント陣から丁寧にあいさつされて恐縮したそうで、中でも小村氏について「本当に腰が低い人なんだよ。ずっと話をしていたいなという社長さん」と、かなり好感を抱いたという。
それだけに、「やっぱりあれだけ腰の低い社長がいて、懇切丁寧に接してくれて、来てくれたことを感謝してくれるような人たちがいる中で折衝をすると、選手も落ちて日本ハムに行くんだろうなって納得したよ」と、フロント陣の人柄が争奪戦の勝利につながったとの見方を示した。
■新庄監督も気合十分
また、新庄剛志監督も、高木氏に今シーズンにかける思いや選手への期待などを語り、「ずーっと話してくれてさ。チームのこと、1人1人の選手のこと、チームのバランスとか、誰を取るか取らないかとか。いろんな苦労されながらやってるなって。(去年とは)違う。今年は勝負に出るという」と気合を感じたことにも触れる。
さらに、「目の隈も取りなさいとか言われたし…」と新庄監督らしい“美容アドバイス”を受けたことも明かしていた。