この消火器、何かがおかしい… カラフルすぎるデザインに秘められた機能に目を疑う
従来の消火器とは一線を画した「アートな消火器」。気になる開発までの舞台裏はというと…。
空気が乾燥し、火災が発生しやすい季節。万が一に備え、自宅に消火器を置く人も多いことだろう。消火器といえば、注意を引く赤色がお馴染み。
ネット上では、あまりにもカラフルすぎる消火器が注目を集めていて…。
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■カラフルな消火器が最高
今回紹介するのは、1月17日に発売された「アートな消火器」。これまでの真っ赤な消火器とは打って変わって、カラフルでポップな絵柄が描かれている。
こちらの商品は、絵画レンタルサブスクリプションサービスサービス「Casie(カシエ)」を運営する株式会社Casieが手掛けたもの。いざという時に備えて、家庭でも消火器を置く人は少なくない。
ただ、特徴的な赤色の消火器は目立ってしまうため、つい部屋の隅っこに押し込みがち。その点、「アートな消火器」はインテリアの一部として置いても違和感がない。
■ネットでも称賛の声
カラフルすぎる消火器はネット上でも話題に。「こういうデザインなら自室に置いてもいいな」「押入れの奥深くに眠らせるよりはシャレた消火器をすぐ手の届くところに置くのが良い」「 つい使いたくなるデザイン」「安全栓消したらほぼ水筒で草」など、絶賛する声が続出。
ちなみに、学校や病院などに置く業務用の消火器は消防法の規定により、表面積の25%以上を赤色にすると決められている。だが、住宅用消火器に関しては色の規定はない。
「アートな消火器」も家庭用のため、問題なく利用可能だ。斬新な消火器はいかにして生まれたのか。販売元である株式会社Casieに取材した。