ビートたけし、不法投棄の防止対策を提言 「ナンバーを控えて…」
『TVタックル』で不法投棄が後を絶たない現状に、ビートたけしが防止策を提言。
11日放送の『ビートたけしのTVタックル』(テレビ朝日系)で、ビートたけしが不法投棄問題の防止対策を提言した。
■真間川の不法投棄問題を取り上げ
番組は真間川の河川敷で、自動車の不法投棄や船舶の不法係留が状態化している問題を取り上げ、スタジオで出演者がトーク。
たけしは真間川の河川敷に投棄された自動車に「土手のところに車が置いてあるけど、あそこまで走ってきてるんだろ? 廃車手続きが金がかかるから捨てているの?」と質問する。
元埼玉県警捜査一課の佐々木成三氏は、「廃車をするにはお金がかかるので、あそこに停めておけばもう長期間停めても言われないだろうと。ああいうふうに何台も停まってるので」と語った。
■野口氏が富士山のケースを紹介
アルピニストの野口健氏は「富士山の樹海の中は、あの景色と前は一緒でした。ナンバープレートが外された自動車が樹海の林道に、いっぱい捨ててあった」と指摘する。
佐々木氏が「持ち主に連絡が行ったとしても、結局車を持っていくお金は持ち主が払わなきゃいけないので。やっぱ経済的なものがないと、これはできない」と語ると、「不法投棄なので、犯罪じゃないですか。犯罪だから逮捕できますよね」と語った。
■たけしが防止対策を提言
さらに野口氏は「僕はそれをするべきだと思って。富士山はそれをやったんですよ。20年前はやってなかったんですけど、いろんな人が清掃するようになって、県警にも何度も話をして、県警もヘリを飛ばしてパトロールをして、逮捕するようになってきて。今は富士山麓のああいうのはなくなった」と語る。
話を聞いたたけしは「前にも富士山のアレで言ったんだけど、料金所があるじゃない。トラックなんかが荷物を積んでいたら、それを見て写真を撮って、ナンバーを控えて、帰るときにその荷物がなかったら、絶対に不法投棄だよ」と提案していた。
■佐々木氏も同調するが…
たけしの案には佐々木氏も「すごく良いと思う」と同調し、「ナンバーを読み取る機械を設置してみてはどうか」と提言する。
またカメラ付きのエレベーターの応用を提言。しかし阿川佐和子は「怖いですね、あのエレベーターね。カメラなんか、いくらなんでも各階についてるなんて思ってないから、鼻くそをほじると各階で待っている人がみんな見ている」と話していた。
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(文/Sirabee 編集部・佐藤 俊治)