古田敦也氏、中村紀洋氏が使用したバットの秘密に驚き 「原型は…」

中村紀洋氏が現役時代に使っていたバットの秘密を告白。ある名選手のバットを改良したものだったそうで…。

■グリップにテーピングをした理由は?

古田氏が「なんで?」と驚くと、「手術を5回していまして。有こう骨からの尺骨を取ったんですよ。野球選手のバッターで尺骨を取った人はいないんです。痛すぎて取ってくれって」などと明かす。

続けて「普通のグリップだと、(尺骨に)当たるんですよね。当たると小指が(グリップから)外れてしまう。それで自分で改良を重ねて、(グリップから)指を出していましたね」と話していた。

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■パ・リーグを代表する打者

中村氏は現役日米通算2,106安打、404ホームラン。近鉄バファローズの主力としてホームラン王1回、打点王2回を獲得している。

また、同氏がほぼ同じモデルを使っていたと話した門田博光氏はNPB通算3位の567ホームラン、2,566安打、ホームラン王3回、打点王2回を記録した。

両者ともにフルスイングが持ち味で、パシフィック・リーグを代表する長距離砲だった。

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■中村氏が現役時代使っていたバットの秘密を語る