芸能活動休止した松本人志 出演番組には4割が「見直し」求める
『週刊文春』による性加害疑惑報道がきっかけで芸能活動を休止したダウンタウン・松本人志。出演していた番組について世間の声は…。
昨年末から始まった、『週刊文春』による一連の性加害疑惑報道によって、1月8日に芸能活動休止を発表したダウンタウン・松本人志。理由は「裁判に集中するため」としている。
■番組名も続々変更
松本は、ピンとコンビでのものを合わせて地上波で7本のレギュラー番組に出演。番組の中には、松本の名前を冠したものも複数あった。
『人志松本の酒のツマミになる話』(フジテレビ系)は、松本の名前をとって『酒のツマミになる話』に番組タイトルを変更。松本の指定席には、千鳥の大悟が座ることに。
また、同じくフジテレビ系で、松本と中居正広が共演していた『まつもtoなかい』は『だれかtoなかい』に変わっている。
松本は貼っこもとの文藝春秋社などを提訴したが、「裁判が終結するまでは数年かかる」とも言われる今回の問題。世間は、松本が出ていた多くの番組についてどのように感じているのだろうか。
■「番組見直し」が最多
Sirabee編集部が、2月1〜2日にかけて全国10〜60代1,000名を対象に「松本人志が抜けた番組の穴」について調査したところ、「別タレントで穴埋めすべき」と答えた人は37.6%。
「空いたままにする」という回答が21.3%。最も多かった答えは「番組自体を見直す」の41.1%だった。ただ、意見は大きく割れていると言ってもよさそうだ。
■女性のほうが抜本改革求める
今回の調査では、やや男女差も見られ、女性のほうが「別タレント起用」や「番組見直し」について積極的な印象だ。「空いたままにする」という回答は、男女で6ポイント以上の差が開いている。
被害を訴えているのが女性ということもあってか、女性のほうが変化を求めているように見受けられる。
■執筆者プロフィール
タカハシマコト:ニュースサイトSirabee編集主幹/クリエイティブディレクター
1975年東京生まれ。1997年一橋大学社会学部を卒業。2014年NEWSYを設立し、代表取締役に就任。東京コピーライターズクラブ(TCC)会員。カンヌライオンズシルバー、TCC審査委員長賞、ACCシルバーなどの広告賞を受賞。
著書に、『ツッコミュニケーション』(アスキー新書)『その日本語、お粗末ですよ』(宝島社)
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(文/Sirabee 編集部・タカハシマコト)
対象:全国10代~60代男女1,000名(有効回答数)