隠したい人もいるが… 約2割が「ネット上に写真を載せる」ときにできること
ネットを利用するときには、どのようなことを気をつけているだろうか。
SNSの普及などにより、ネット上に写真を載せることは気軽になった。しかし自分の顔を隠していない写真をアップするのに、抵抗がある人も多いようだ。
■約2割「顔出しに抵抗なし」
Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女800名を対象に実施した調査では、全体で24.0%が「ネット上に顔出しすることにあまり抵抗がない」と回答した。
男女別では、男性が28.2%、女性が19.3%となっていた。
■人の印象に残らないと思い
ネットに顔出しした写真を投稿する20代男性は、「自分は特徴のない顔をしているので、見た人の印象にも残らないと思います。そのためにSNSなどに顔出しの写真をアップするのも、あまり抵抗を感じないんです。ただ自分に自信があるわけではないので、自ら積極的に自撮りをアップすることはありませんが…」と考えを述べた。
しかし他の人には配慮をしているようで、「もちろん他の人も一緒に写っている写真を載せるときには、きちんと確認を取るなどしています」とも話していた。
■自分に自信がないために
ネットにはできるだけ顔出しをしない20代女性は、「自分の顔にもっと自信があれば、たくさん自撮りしてSNSに顔出しでアップするかもしれません。しかし私はあまり自分に自信がないので、なるべく顔は隠すようにしています。加工という方法もありますが、知っている人が見たらびっくりすると思うので…」と話す。
ただたまに友達が無断で使用することがあるようで、「私は顔を出したくないのに、友達が勝手にみんなで撮った写真を顔も隠さずに載せることがありますね」と続けた。
■目立ちたくないないので
顔を出して目立ちたくないと考える30代男性は、「おとなしい性格なので、あまり目立つようなことはできるだけしたくはないと思っています。そのためにネット上には、できる限り顔出しをしないように気をつけているんです。ガラスとかの映り込みも、細心の注意を払っていますよ」と語る。
しかし顔を隠す意味もあまりないかもしれないとも思っているようで、「ほんの少し顔を出したくらいで、なにも起きはしないとは思うのですが…」と気持ちを述べた。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック)
調査対象:全国10代~60代の男女800名