堂本剛、旧ジャニーズ退所報道の裏で抱えていた「1460日間の苦悩」 KinKi Kids解散の可能性は…
旧ジャニーズ事務所を退所すると報じられたKinKi Kids・堂本剛。今後、キンキはどうなるのか…。
1月11日、KinKi Kids・堂本剛が、ももいろクローバーZ・百田夏菜子と「電撃結婚」を発表し祝福の声があふれた。あれから1ヶ月、今度はファンの不安の声が続出している。
剛がスマイルアップ(旧:ジャニーズ事務所)を退所すると報じられたからだ──。
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■「2月に契約更新しない」という報道
ことの発端は、2月8日発売の『女性セブン』の報道だった。同誌によれば、剛は2月中に契約更新のタイミングを迎えるものの、更新せずに退所する意志を固めたという。
近年、活動休止や解散するグループが多い中、キンキは2022年にデビュー25周年を迎えた。剛、堂本光一共に個人の活動は好調。
特に、剛は1月にプライベートでおめでたい報告があっただけに、「退所報道」は波紋を呼んでいる。
■「1460日間の苦悩」も…
公私共に順風満帆に見える剛だが、葛藤を抱えていたようだ。
ある芸能事務所関係者は、「2019年に事務所の創業者・ジャニー喜多川氏が亡くなって以降、たびたび剛さんが退所するという噂を耳にしました。生前、ジャニー氏はキンキに目をかけていましたが、特に剛さんのことを気にかけていた印象です。剛さんも、そんなジャニー氏を誰よりも慕っていました。それだけに、恩師が亡くなったことで、『剛さんが事務所にいる意味を見いだせなくなったのでは?』と考える人も多かったのでしょう」と話す。
昨年、ジャニー氏の性加害問題が大きな話題になった。このことも、剛の心に暗い影を落としたようだ。
「光一さんが一連の問題を厳しく批判していたのに対し、剛さんは沈黙を貫いていた印象です。長年、自分を育ててくれた恩師の問題が大々的に報じられ、複雑な心境だったのではないでしょうか」(前出・芸能事務所関係者)。
ジャニー氏が亡くなって4年、剛は「1460日間の苦悩」を抱えていたのだろうか…。
■3月が「タイミングの一つ」という話も
『女性セブン』によれば、剛は2月の契約を更新しない意向を固めているとされる。仮に、契約更新しなかった場合、いつ退所するか気になるところ。
前出の芸能事務所関係者は「報道が事実だとすればですが…」と前置きしてこう続ける。「3月以降になるのではないでしょうか。複数のメディアで、キンキの冠番組『KinKi Kidsのブンブブーン』(フジテレビ系)が、3月で終了すると報じられているので、同番組の最終回を終える頃が一つのタイミングになるかもしれません」(前出・芸能事務所関係者)。
2月9日時点で、剛が辞めるという公式の発表はないため、断定はできないが、今後の動向が注視される。
■キンキの活動は継続か
剛が退所した場合、キンキはどうなるのか。「剛さんが辞めても、キンキとしては活動を続ける可能性が高いです。昨年、嵐・二宮和也さんがスマイルアップを退所しましたが、嵐としての活動は続けると表明しています。剛さんも、光一さんも『KinKi Kids』であることに誇りを持っているので、解散は考えていないと思います」(前出・芸能事務所関係者)。
長年苦楽を共にした2人はどんな道に進むのだろうか──。
■執筆者プロフィール
斎藤聡人:1991年生まれ。『Sirabee』編集部記者。
某週刊誌の芸能記者を経て現職に。旧ジャニーズネタなど、芸能ニュースを中心に様々なジャンルを取材する。
チェーン店からローカル店まで様々な飲食店をめぐり、グルメ記事も手がける。仕事も兼ねた毎日のドラマ鑑賞が日課。
今期の推しは、『正直不動産2』(NHK)、『院内警察』(フジテレビ系)、『不適切にもほどがある!』(TBS系)。
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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人)