メッセンジャー黒田有、『ブギウギ』号泣回でセリフを変更していた 裏話に東野幸治は「偉そうに…」
朝ドラ『ブギウギ』に出演している黒田有。「演技が上手い」と話題だが、東野幸治は「俺は絶対言わへんからな!」。
NHK連続テレビ小説『ブギウギ』への出演が話題になっているお笑いコンビ・メッセンジャーの黒田有が、7日に更新された東野幸治のYouTubeチャンネル『東野vs』に出演。黒田の語った“演技論”に東野がツッコミを入れた。
■「表情がすごい」「涙腺が崩壊」と反響
黒田は同ドラマに、村山興業の東京支社長・坂口役で出演。坂口は、会社の跡取り息子であり“ボン”と呼んでかわいがっていた愛助(水上恒司)と、スズ子(趣里)の交際を良く思っていなかったが、次第にスズ子を認め、2人をサポートするようになる。
今月1日の放送回では、スズ子が女の子を出産。坂口は大喜びですっかり舞い上がり、療養中の愛助にいち早く知らせようと大阪へと電話するが、そこで愛助が息を引き取ったことを知る…という展開となった。
黒田の演技に、X(旧・ツイッター)では「こんなに演技上手いとは」「表情がすごい」「見入ってしまった」「電話のシーンでこらえてた涙腺が崩壊」と反響を呼んだ。
■「芝居ではボロ勝ちです」
東野は黒田の初登場の際、「メッセンジャー黒田出て来た! 怖かった! 違和感なかった! 自慢される!」と反応していた。
以降もドラマを視聴しており、話題になった電話のシーンについて「泣きの芝居もあって、すげえなと思って。『やばい。黒田に感動してる俺がいる』と思って、釘を刺さないと…」と話すと、黒田は「なんで釘刺すねん」とツッコミ。「東野さんに何もかも負けてると思ってたんですけど、芝居ではボロ勝ちです」と胸を張る。
■号泣回の裏話に「どの口が?」
電話のシーンは、当初の台本には「生まれたわ! ワシそっくりや! ちゃうわ、ボンそっくりや!」とセリフが書かれていたという。しかし、「(坂口は)赤ちゃん見てないんですよ、まだ。1回も見てないのに『ボンそっくりや』はおかしくないですか。『ボンそっくりなはずや』まで言わせていただけないですか、って言った」とセリフの変更を提案し、それが採用されたことを明かす。
東野は「どの口が? 偉そうに…」と笑いつつ、その後の黒田の泣きの演技についても質問する。
黒田は、趣里や山下役の近藤芳正との交流を通じて「情が入った」と振り返り、「僕が上手いってみんな言ってくれますけど、周りが上手いんです」と力説。東野は「しれっと自分の自慢するのやめてくれる? 誰も言うてへんぞ。俺は絶対言わへんからな!」とツッコんで笑わせていた。
■「泣きました」の声
2人のトークに、ファンからは「当初は黒田さん関係なくブギウギ楽しんでたけど、今は出てないと寂しい」「黒田さんの演技凄かったですよ~! これから演技の仕事増えると思います!」「朝ドラの黒田さん、マジで適任だと思いました!」「私も黒田さんの演技に感動しました。『ボンにそっくりなハズや』にも泣きました!」とコメントが寄せられている。