バレンタインデーに期待しているのは男より女か 男性の5割は「全く楽しみでない」
来週水曜2月14日はバレンタインデー。楽しみかどうか聞いてみたところ…。
来週は、2月14日のバレンタインデー。コロナ禍やリモートワークの影響もあってか、かつてのように義理チョコが話題になることは減ったが、「友チョコ」や「推しチョコ」など、チョコレートも多様化しているようだ。
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■自分に贈るチョコも
さまざまな形が生まれているとはいえ、以前から日本のバレンタインデーは、「女性から男性にチョコレートを贈る日」という風習が定着している。女性にとってはコストがかかるイベントだ。
最近は海外から高級チョコレートブランドも、次々と日本に進出。こうした高級品は、恋人やパートナーに贈るだけでなく自分のために購入する人も多い。
一方の男性は、意中の女子からチョコがもらえるかどうか、ドキドキした経験者もいるのではないだろうか。
■「楽しみ」は4人に1人
Sirabee編集部が、1月9〜11日にかけて全国10〜60代男女1,000名を対象に「バレンタインデー」について調査したところ、「かなり楽しみ」と答えた人はわずか3.9%。
「少し楽しみ」が20.6%で、バレンタインデーを楽しみにしている人は4人に1人ほどとかなり限られるようだ。「あまり楽しみでない」が31.0%。最も多かった答えは「全く楽しみでない」で44.5%も存在する。
■女性のほうが期待か
では、男女どちらのほうがバレンタインデーに期待しているのだろうか。今回の調査結果を男女別に見てみると、「かなり楽しみ」という人はほぼ男女同じだが、「少し楽しみ」と答えた人は女性のほうが10ポイント以上多い。
男性は、51.5%が「全く楽しみでない」と答えているのも印象的だ。男性の手を離れ、「女性のための歳時記」ともなりつつあるように見えるバレンタインデー。今年はどんなドラマが繰り広げられるのだろうか。
■執筆者プロフィール
タカハシマコト:ニュースサイトSirabee編集主幹/クリエイティブディレクター
1975年東京生まれ。1997年一橋大学社会学部を卒業。2014年NEWSYを設立し、代表取締役に就任。東京コピーライターズクラブ(TCC)会員。カンヌライオンズシルバー、TCC審査委員長賞、ACCシルバーなどの広告賞を受賞。
著書に、『ツッコミュニケーション』(アスキー新書)『その日本語、お粗末ですよ』(宝島社)
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(文/Sirabee 編集部・タカハシマコト)
対象:全国10代~60代男女1,000名(有効回答数)