『桃鉄』が学校の授業で活躍、その効果に目を疑う… 子供達を救う可能性を秘めていた
『桃鉄 教育版』を学校の授業に導入するところが増えている。同ゲームは子供達を救う可能性を秘めていて…。
老若男女問わず楽しめることで高い人気を誇るゲーム『桃太郎電鉄』シリーズ。昨年11月には世界を舞台にした新作『桃太郎電鉄ワールド~地球は希望でまわってる!~』が発売され、大きな話題になった。
そんな人気ゲームが教育現場でも活躍しているのをご存知だろうか。
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■『桃鉄 教育版』が画期的
今回紹介するのは、『桃太郎伝説 教育版Life ~日本っておもしろい!~』(以下、『桃鉄 教育版』)だ。『桃鉄』シリーズは、鉄道会社の社長になったプレイヤーがすごろくを振って日本全国を回りながら、物件を買い集めて資産額日本一を目指すゲーム。
北海道から沖縄まで全国津々浦々回るにつれて、知らず知らずのうちに地名やその土地の特産物が頭に入るもの。『桃鉄 教育版』はそうしたゲームの強みを生かし、学校の地理や経済などの授業に活用できるよう、ウェブブラウザやタブレット等でプレイ可能にした画期的アイテムだ。
2023年1月から、無償で学校教育機関に提供している。
■ネットでも興味を示す人が続出
学校の授業で活躍する『桃鉄 教育版』はネット上でも話題に。「桃鉄やれば、地理に強くなるな」「授業で桃鉄あれば子供たちハマると思う」「桃鉄教育版、是非塾に導入したい」「もう一回子供になってやりたいわ」など、興味を示す人の声が続出している。
いかにして、同ゲームは教育現場に導入されることになったのか。『桃鉄 教育版』を開発した株式会社コナミデジタルエンタテインメントに取材したところ、同ゲームがもたらした様々な効果が明らかになったのだ…。