動物好きな少女がスーパーで購入の卵からウズラを孵化 「かわいくて大切な親友」
ある少女が、スーパーマーケットで売られていたウズラの卵の孵化に成功。成鳥を「親友」と呼び、今後は繁殖にも挑戦する予定だそうだ。
今、ある少女の動物への愛情が関心を集めていることを、『Yahoo!』や『GOOD NEWS NETWORK』などの海外メディアが報じた。
■父親は「もう動物は飼わない」
話題となっているのは、イギリス・マンチェスターに住む、動物が大好きなザラ・サトクリフさん(13)。自宅には犬1匹と猫3匹のほかにアカアシガメ2匹を飼っており、父親からは「もう動物は飼わないよ」と厳しく言われていた。
だがある日、ザラさんは「アヒルの卵をスーパーマーケットで買った客が孵化に成功した」というニュースを、ネットでたまたま目にしたという。
興味を抱いたザラさんは数ヶ月もの間、両親に「私も挑戦してみたい」と懇願。その熱意に負けた母親のクレアさんが承諾したそうだ。
■見事に1羽が孵化
スーパーマーケットに行くと、クレアさんから「ニワトリかウズラか、好きなほうを選んでいいよ」と言われたザラさん。「小さくてかわいいから」という理由で、消費期限が迫り、値段が下がっていたウズラの卵が6個入った箱をチョイスした。
自宅に帰り、6個の卵を温め続けること3週間。ついに1個が孵化し、ザラさんは生まれたばかりのオスのヒナを「ペブルズ」と名付けた。
その後、犬用のクレートにヒーターと電気を設置し、寝室で大切に育て、今では立派な成鳥のウズラに。ザラさんは「孵化した時はとても興奮しましたが、同時に何か失敗するのではと不安にもなりました」と明かしている。
■今後は繁殖にも挑戦
ペブルズを「大切な親友」と表現しているザラさん。一家はこのたび、さらに6羽のメスのウズラを購入した。
今後は繁殖にも挑戦する予定だそうで、当初は反対していた両親も、今ではすっかりウズラたちにメロメロだという。
「膝の上に乗ってきて、本当にかわいいんです。なぜペットとして飼われないのか、不思議でなりません」とメディアに話している。
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(文/Sirabee 編集部・桜田 ルイ)