『パルワールド』序盤の育成や拠点運営のコツを紹介 強力なパルを捕獲してゾーイ&エレパンダを撃破しよう

「パルワールド」ゾーイ&エレパンダまでを徹底攻略。快適な拠点作りに知っておくと便利なテクニックも紹介していきます。

こんにちは、推理モノのアドベンチャーは犯人をネタバレされてもいつのまにか忘れているVTuberの幽霊坂ゆらぎです。

今回は引き続き話題沸騰中のゲーム『Palworld/パルワールド』について、序盤の山場である密漁団のボスを倒すまでに役立ちそうな攻略情報や、知っておくと便利なテクニックなどをお伝えします。


画像をもっと見る

■快適なプレイに役立つ豆知識

闇商人さん、顔面のインパクトが強すぎでは…?

本作はそもそも普通にプレイしていて取り返しがつかなくなったり、詰んでしまうようなポイントはまずありません。かなり自由度の高いゲームなので、基本的にはやりたいようにプレイングするのが一番だと思います。

とはいえ、オープンワールド系のゲームやサバイバルクラフトは初めて、あるいは慣れていないという方の中には、いきなり見知らぬ世界に放り出されて何をしたらいいか分からないという人もいるのではないでしょうか。

特にゲーム中に用意されているチュートリアルは懇切丁寧に誘導してくれていると思いきや突如難易度を跳ね上げてきますので、私自身が苦労した点や、早めに知っておくと便利な仕様について紹介していこうと思います。

関連記事:『パルワールド』凶悪すぎるチーターが登場 拠点を焼き払いモンスターの強奪…世紀末すぎる

■レベル上げのコツ

まずは基本中の基本ですが、序盤は真っ先にプレイヤーのレベルを上げましょう。とはいっても、その辺りにいるパルを倒し続けていても、サクサクとレベルが上がっていくのはほんのわずかの間だけ。

ここはRPGなどのゲームジャンルに慣れている人ほど敵を乱獲してレベルを上げようとしがちですが、じつは本作において敵を倒すよりも大事なのは「パルを捕獲すること」なのです。

このゲームはパル捕獲の際に得られるボーナスEXPが多めに設定されており、パル1種類につき10匹まで、さらに10匹集めるとコンプリートボーナスを追加で取得できます。

しかも、このボーナス部分に関しては敵の強さではなくレベルで一定量の経験値が入っているようなので、序盤は最弱クラスのツッパニャンやモコロン、タマコッコなどをひたすら捕まえているだけでモリモリ成長します。

順調にレベルが上がったらインベントリ画面からステータスポイントを割り振るのを忘れずに。理想のステータス配分については人それぞれだと思いますが、序盤の攻略を快適にしたければ、まずは所持重量に振り分けるのがオススメです。

所持重量をオーバーすると動けなくなってしまうので、ある程度の確保は必須です。

この所持重量が少ないとまともに物を運べず、採取した木や石などの素材を拠点に持ち帰るのに何往復もすることになってしまいます。

後々パルに採集や運搬を肩代わりしてもらうことでこの問題はある程度解決しますが、このゲームはとにかく何をするにも大量の素材を確保する必要があるますし、それなりに所持重量を上げておかないと、後述する拠点の移設の際にもかなり苦労します。

序盤はまずは所持重量1,000を目安に上げていくと快適性が大幅に上がります。一度に上げきる必要はないですが、正直なところ1000以上あっても一向に持て余すことはありませんでした。

次に優先すべきはHPとスタミナです。このゲームは戦闘を手持ちのパルと共同で行なうのですが、敵パルのヘイト(敵意)はプレイヤーにも向きますし、パルの攻撃はかなり苛烈です。

さらに、相手を捕獲しようとする時、オートで攻撃してしまう味方パルは必然的に下げることになりますので、攻撃の矛先は全てこちらに向き、ある程度耐久力を上げていないと先にこちらがやられてしまうこともしばしば。

また、スタミナは必ずしも多く必要というわけではないのですが、初期値では木を切ったり石を掘ったりしているとすぐに尽きてしまいます。

スタミナが低いとその辺の石を掘るにも一苦労。

走ったり、崖を登ったり、重要な回避手段であるローリングにもスタミナが必要なので、自分がストレスを感じない程度に確保しておくと探索がより快適になると思います。

残った作業速度と攻撃力に関しては、現時点ではややメリットが薄いと感じました。攻撃力は上昇幅が少なく、戦闘面は主にパルの火力が頼りになるため、プレイヤーはサポート的な立ち回りでもなんとかなってしまいます。

作業速度は作業台などでのクラフトが早くなりますが、これも得意なパルに任せたほうが早いですし、自分が探索をしている間に拠点のパルにやってもらうのが理想的な流れのため、現状では振らなくても問題なさそうです。

パルが得意なことはパルに任せるのも大事です。

関連記事:“物騒すぎるポケモン”『パルワールド』のアーリーアクセスが発表 モンスターを食料化したり銃器で攻撃

■拠点の運営は超重要?

クラフトメニューからパルボックスを選んで建設すると、その周辺がプレイヤーの拠点になります。

このゲームを最初に始めるプレイヤーは、とりあえずスタート地点である風立ちの丘のファストトラベル像周辺にパルボックスを建ててしまうことでしょう。かくいう私もそうでした。

じつはその周囲は地形の起伏が激しく、後に施設を拡張するにつれて手狭になっていきます。そこで、序盤に拠点を作る上で覚えておくと便利な3つの条件を挙げていこうと思います。

その条件とは「広く平らな土地であること」「パルジウムや金属などの重要資源があること」「周囲が安全であること」の3つです。

ある程度の広さを持った土地に、豊富な資源があるとベター。

まず、広く平ら土地を選ぶ理由は、起伏に富んだ地形で拠点のパルに作業をさせると、ときおりパルが地形にハマったまま動けなくなってしまい、空腹のまま寝床にも帰れず、最終的には病気になってしまいます。

過度の空腹やストレスにさらされたパルには「胃潰瘍」や「過食症」などのバッドステータスがついてしまい、治療するには序盤では手に入りにくい高価な医薬品が必要なため、できるだけそういった事態は避けたいものです。

また、建設可能な施設が増えてくると必然的に広い土地が必要になってくるので、あまり狭い場所に最初の拠点を築いてしまうと、増え続けるパルたちの寝床の確保にも苦労してしまいます。

次に拠点周辺の資源ですが、序盤は木と石が大量に必要になってきます。もちろんこれらもパルに採集してもらうことができるのですが、拠点パルが作業を行なえるのはあくまでも拠点の範囲内だけです。

また、テクノロジーツリーから「伐採場」と「採石場」をアンロックし、それぞれ得意なパルをアサインすることで木と石は実質無制限に採集できるようになるので、まずは円滑な拠点運営のためにもこれを目指すとよいでしょう。

木の伐採や石の採掘は、得意なパルに仕事を任せしましょう。

一方でパルスフィアの材料になるパルジウムや上位の道具を作るための金属鉱石は序盤に安定して入手することが難しいので、できれば鉱脈の近くに拠点を建てて、自分で掘るかパルに掘ってもらうようにしましょう。

最後に周辺の安全ですが、序盤は勝ち目のない強力なパルがうろついていたり、少し遠出をするとこちらを積極的に攻撃してくるアクティブなパルの群れも生息しています。

これらをうっかり攻撃してしまうことで、拠点が全滅してしまったり、建物が破壊されることは避けたいですよね。拠点の戦力が十分に整うまでは、なるべく攻撃的なパルや大型パルの通り道は避けて拠点を作りましょう。

そして、これらを踏まえた上でも厄介なのが「ランダム襲撃イベント」で、ゲーム内では一定時間毎に、拠点に向かってパルや密猟者、パル愛護団体などが大挙して押し寄せてくるイベントが発生します。

定期的に起こる襲撃イベントでは、厄介なヤツらが拠点に攻めてきます。

この時に発生する被害をできるだけ少なくするよう、拠点には低レベルのパルだけでなく戦闘用の用心棒パルを入れておき、不安な場合はバリケードや防衛装置を設置しておくのもいいでしょう。

ちなみに、拠点はパルボックスのレベルを上げていくことで設置できる数が増えるほか、拠点の破棄もカンタンにできますので、これらの条件に関して深く考えずに設置してしまっても大丈夫です。

関連記事:『パルワールド』の大ヒットを受け…“任天堂法務部の威を借るオタク”が続出 「まるで自分の手柄みたいに…」

■序盤のオススメパル

ここでは、初めての拠点運営の際に捕まえておくと便利なパルを紹介します。パルたちの分布は意外と広く、昨日見かけた位置に今日はいないということもよくあるので、探す時は広めに移動してみましょう。

最弱パルの一体であるツッパニャンですが、じつはかなり万能な作業適性を持っています。

・ツッパニャン、モコロン、タマコッコ

オープニングに顔を出す、いわゆる「御三家」のようなパルですが、残念ながら進化はしないようです。恐らく多くの人が最初に手持ちに加えるパルだけに、序盤に活躍できるよう設計されています。

特にツッパニャンは手作業が可能でクラフトを手伝えるほか、所持量が増えるパッシブ能力を持っているので連れて歩くのに最適です。また、モコロンは放牧で羊毛を、タマコッコは卵を産んでくれるので非常に重宝します。

火おこしができるパルは貴重なので、早めに数を揃えたいところです。

・キツネビ、ペンタマ、ナエモチ

こちらも序盤の拠点運営に必須といえる3体です。それぞれ火、水、草属性で、畑のお世話や料理、炉の火入れなど基本的な仕事を受け持ってくれます。3体とも風立ちの丘からそう遠くない場所にいるので、入手も容易です。

メルパカは乗って移動できるほか、牧場にアサインすれば羊毛を供給してくれます。

・メルパカ、クルリス

メルパカは上記のパルと比べて少し歯ごたえがありますが、パルギアのサドルを作ることでライド(騎乗)可能になり、行動範囲が一気に広がります。

クルリスはこちらを見かけると逃げる上に攻撃を加えても逃げ続ける臆病なパルですが、拠点では器用に様々な仕事を担当できるほか、サブマシンガンを持たせると凶悪なスキル攻撃が使えるギャップが魅力です。

貴重な採掘レベル2持ちのニャンバット。さらに固有スキルの超音波センサーはあらゆる場面で活躍します。

・ネムラム、ニャンバット

夜行性のパルたちで、ネムラムは風立ちの丘周辺に広く分布し、ニャンバットは個体数が少ないため、運が良ければ出会えることできるかも。両者ともほんのり発光しているので、夜はその明かりを頼りに探すといいでしょう。

ニャンバットは序盤では貴重な採掘レベル2を持っており、他のパルが寝ている夜間にも作業をしてくれるので、いるだけで何かと捗ります。もちろん、働かせすぎには注意が必要ですが…。

関連記事:任天堂、『パルワールド』ポケモンMOD動画に著作権侵害申請 「これは度を超えてた」

■新しいパルが欲しくなったら…

拠点運営が安定し、手持ちパルのレベルが15を超えてきたら、特殊なライドスキルを持ったパルやマップに表示されたボスクラスのパルに挑んでみましょう。

空を飛ぶパルを無事仲間にできたら、サドルを製作して空の旅へとでかけましょう。

・ホークウィン、カバネドリ

大型の鳥タイプのパルは、テクノロジーツリーからパルギアをアンロックすることで自由に空を飛ぶが可能になります。これにより行動範囲が一気に広がるので、食料の自給などが安定してきたら思い切って遠出をしてみましょう。

ボスクラスのパルは見た目も特徴的で、サイズも大きいことが多いです。

・オコチョ、キャプペン、アルパオー

レイン密漁団の塔周辺を探索すると、マップ場にアイコンが表示されているボスクラスのパルです。通常の個体より遥かにタフで、場合によっては取り巻きとの集団戦になりますが、捕獲できた時のリターンも大きいです。

封域ボスとして出会える猫魔道士のクレメーオ。かわいすぎる…。

・ツジギリ、クレメーオ、フラリーナ

上記よりもさらに強いボスで、手持ち・拠点どちらでも強力なスキルを所持しています。ここまで来れたプレイヤーなら、既に密漁団ボスは倒しているかも…。

【Amazonセール情報】ココからチェック!

次ページ
■装備を整えてプレイヤー自身を強化