『ポケモンSV』公式が緊急に声明を発表 ランクバトルの“利用規約に追加された2文”が話題に…
『ポケモンSV』ランクバトルの利用規約に追加された2文が大きな話題に…。
現在、ランクバトルのシーズン14が開催されている『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』。そんなシーズン14に新たに追加された利用規約が話題を呼んでいる。
■シーズン14が開催
同作のガチ勢プレイヤーが集うオンライン対戦システム「ランクバトル」。現在は1月4日~2月1日までの期間でランクバトルシーズン14が開催されている。
シーズン14では使用可能ポケモンに変化があったものの、それ以外のルールに大きな変化はなかった。過去にその他の要素に大きな変化が加えられたケースが少なかったため、「今まで通りに開催されるだろう」と感じていた人も多かったようだ。
■追加された2文
しかし、シーズン14の利用規約では「Nintendo Switch™ファミリー本体1台につき、『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』のどちらかのソフトから、1ユーザーが参加できます」「複数のNintendo Switch™ファミリーの本体に同一のニンテンドーアカウントを連携し、『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』をあそんでいても、1つのニンテンドーアカウントごとに1つの本体でしか参加できません」という2つの文章が追加された。
この2文を要約すると「ランクバトルを行なう際に2つ以上のアカウント(以下サブロム)を使ってのプレイを禁止する」と書かれているのだ。
■上位プレイヤーはサブロムを用意
ポケモンシリーズのランクバトルは上位勢になればなるほど厳しく、1戦の敗北で大きく順位を落としてしまう。そのため、上位プレイヤーらは2ロム以上を用意しているケースが多い。
またポケモンシリーズは主にバージョン商法を取っているため、スカーレットとバイオレットの両方を所持しているプレイヤーも少なくなく、ネット上では「バージョン商法取ってるのにサブロム禁止ってどういうこと?」といった疑問の声が寄せられていた。
■公式が声明を発表
29日、ポケットモンスター公式はシーズン14の「注意事項および利用規約」を更新。「本お知らせの『注意事項および利用規約』の一部の内容について、他大会への権利付与が発生する大会相当の記載がありました。ランクバトルでは対象外の記載となりますため、本お知らせの『注意事項および利用規約』に取り消し線を引き、内容を修正しております。ご迷惑をおかけいたしましたことを、深くお詫び申し上げます」とし、追加された2文に取り消し線が引かれていた。
これらが取り沙汰された際に、一部プレイヤーらの間で「大会の利用規約と間違えているのでは」との声が上がっていたが、実際に大会と同じ内容を記載してしまったようだ。
■執筆者紹介
北田力也:エンタメ、ゲーム、グルメ記事を中心に執筆している20代ライター。
小学生のころ一度ゲームを引退したが、社会人になってから友人に誘われてNintendo Switchを購入したところ、その反動もあってかドハマり。『ポケットモンスター』シリーズやFPS系ゲームをはじめ、幅広くプレイしている。
なお、最近のマイブームは『Stardew Valley』で永遠と釣りをすること。
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(文/Sirabee 編集部・北田力也)