カズレーザー、「昔のM−1だったら絶対ヤバい」 2015年出場時にしくじるも切り抜けた理由
メイプル超合金・カズレーザーが、2015年に出場した『M−1グランプリ』決勝戦を回顧。ネタ中に噛むことについて持論を展開した。
お笑いコンビ・メイプル超合金のカズレーザーが29日、ぺこぱ・松陰寺太勇とのYouTubeチャンネル『カズレーザーと松陰寺のチルるーム』に出演。漫才師日本一決定戦『M−1グランプリ』のネタ中に噛むことについて持論を展開した。
■決勝で噛んだカズレーザー
昨年の『M−1』では、ファーストラウンド4番手で登場したカベポスターのネタの最後、ツッコミの浜田順平が締めの部分でセリフを噛んだことにも注目が集まった。
浜田が噛んだことについて動画内で取り上げると、2015年大会の決勝戦で噛んだカズレーザーは、「俺はもう多分1番噛んだ」と回顧する。
カズレーザーと安藤なつによるコンビ・メイプル超合金は同年に初出場した『M−1』で決勝に進出。決勝のファーストラウンドではカズレーザーがネタの最後で噛んでしまったものの、そのときは観客から笑いが起きていた。
■時代の影響も?
自身の『M−1』を振り返って、「それの話するたびに言われるけど、あれ2015年だから成立したらしいってみんな言うんですよ」と、周囲からは時代の影響もあったとの指摘が。
「昔の『M−1』だったら絶対ヤバいでしょ。『噛んだ!』って空気になるでしょ」と、2015年より前の大会だったら大スベりしていただろうと分析した。
■『M−1』の復活年
『M−1』は2001年からスタートしているが、11年から14年までは開催されず、15年から再始動。
カズレーザーは復活年だったことにも触れ、「お祭り感があったから」と話す。当時の『M−1』は独特な雰囲気があったためにスベらずに済んだと持論を述べた。
■インタビューで心境を吐露
また、カズレーザーは以前のインタビューでも『M−1』で噛んだことに言及していた。
「漫才で1番大事なことってなんでしょうか?」との質問に対して、「噛まないことですかね」と返答。さらに「あそこの10秒間だけ緊張したんですよ。それまで緊張しなかったのに」と、舞台上での心境を語っている。