舘ひろし、若手時代の“芝居のこだわり”を反省? 今は「皆さんにご迷惑をかけないように…」
『おしゃれクリップ』のTVer限定動画で舘ひろしが若手時代を回顧。芝居に関する持論に山崎育三郎や井桁弘恵からも驚きの声が…。
■TVerでの未公開トーク
山崎育三郎と井桁弘恵がMCを務める同番組。「おしゃれ」を軸に、ゲストが胸に秘めている個性・スタイル・こだわりなどを最大限に引き出していく。
今回のゲストは芸能生活49年、70歳代になっても大活躍中の俳優・舘で、見逃し無料配信動画サービス「TVer」で配信された未公開トークでは、若手時代の破天荒なエピソードが語られていった。
■セリフを覚えない
「昔はもうセリフを覚えていっちゃいけないと思ったんですね」「覚えなきゃいけないセリフは脚本が悪いとか勝手に思っちゃったりして」と舘は回顧。
山崎と井桁が驚きの声を漏らすなか、舘は「いまは覚えますよ。だからカンペ貼りっぱなしでやってました」と楽しげに語る。
■倉本聰氏が目撃し…
セリフを覚えていないため、足元や壁に大量のカンペを貼り、それらしい芝居をしながらカンペを読んでいたと舘は苦笑。「ちょっと横向いて気がついたら、次のセリフの上に立ってたっていう。それでNGになったり」と懐かしんだ。
さらに数々の名作を世に送り出してきた、日本を代表する脚本家・倉本聰氏に関するエピソードにも言及。
倉本氏の作品でもカンペを貼りっぱなしにして芝居をしているなか、倉本氏が撮影現場を訪ねてきたという。「それ見て黙って下むいて帰っていった。『こいつらどうしようもない』って思ってたんじゃない」と明かして笑いを誘った。
■いまは「NGを出さないように」
舘は「いまはなるべく、とにかくみなさんにご迷惑をかけないように、NGを出さないように」と心を入れ替えて芝居に向き合っていると吐露。
「やっぱり若い人は…若いってスゴく、なんていうんですかね、力があるんですよね。一緒に仕事をしててスゴく勉強になるし学ぶことが多いです」と真っ直ぐな目で語っていた。
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(文/Sirabee 編集部・サバマサシ)