株式会社ポケモン、“他社ゲーム”に関する声明を発表 「ファンへの牽制」との見解も…
株式会社ポケモンが声明を発表。ネット民の反応は…。
25日、株式会社ポケモンは「他社ゲームに関するお問い合わせについて」という声明を発表。ネットユーザーらの反応が話題を呼んでいる。
■株式会社ポケモンが声明
この日、株式会社ポケモンは公式サイトにて「他社ゲームに関するお問い合わせについて」という声明を発表。その中で「お客様から、2024年1月に発売された他社ゲームに関して、ポケモンに類似しているというご意見と、弊社が許諾したものかどうかを確認するお問い合わせを多数いただいております」とした上で「弊社は同ゲームに対して、ポケモンのいかなる利用も許諾しておりません」と姿勢を明らかにした。
また「ポケモンに関する知的財産権の侵害行為に対しては、調査を行った上で、適切な対応を取っていく所存」とした上で「弊社はこれからもポケモン1匹1匹の個性を引き出し、その世界を大切に守り育てながら、ポケモンで世界をつなぐための取り組みを行ってまいります」と結んだ。
■「ファンへの牽制」の可能性
今回の声明で引き合いに出された「2024年1月に発売された他社ゲーム」というのは『パルワールド』のことだろう。同作はポケモンライクなモンスターとArkライクなゲーム性が特徴的な作品となっており、発売前からネット上では「ポケモンに似すぎている」との声があがっていた。
今回の声明は株式会社ポケモンに対して一部のユーザーからの問い合わせが相次いでしまったがために声明を出さざるを得なくなってしまった可能性がありそうだ。もちろん、実際に知的財産権の侵害をしていた場合は株式会社ポケモンが対応するため、気になっている人も静観すべきと言えるだろう。
これらに対してネット上では「問い合わせをしてくる無関係の人間への『許諾なんてしてるワケねぇだろ、そんな問い合わせしてくるんじゃねぇよ。業務に支障が出るんじゃい』という牽制だと思う」「よほど問い合わせがウザかったと見える」といった声が寄せられていた。
■執筆者紹介
北田力也:エンタメ、ゲーム、グルメ記事を中心に執筆している20代ライター。
小学生のころ一度ゲームを引退したが、社会人になってから友人に誘われてNintendo Switchを購入したところ、その反動もあってかドハマり。『ポケットモンスター』シリーズやFPS系ゲームをはじめ、幅広くプレイしている。
なお、最近のマイブームは『Stardew Valley』で永遠と釣りをすること。
・合わせて読みたい→西野七瀬、『ポケモン』原案・初のドラマで主人公役 「ポケモンと大人になった」
(文/Sirabee 編集部・北田力也)