ノーブランド品を持つ娘がからかわれたと知った母親 「学校で流行っていても必要?」

つまらない流行に、母親が一喝。マイボトルを娘に買ってあげたところ、学校で「スタンレー・ブランドじゃない」とからかわれてしまったという。

親子・母・娘

小学生くらいの子供たちの間では、例えば男の子がピンクの服を着てくると、からかいの対象になってしまうことがある。今、ある母親のTikTokに共感が寄せられていることを、アメリカの『NEW YORK POST』が報じた。


関連記事:ダイソーのシャンプーボトル、下部に違和感が… 詰め替え時に役立つ優れものだった

■無名ブランドのマイボトルを購入

デイナ・モティカさんという女性が、このたび「dayna_motycka」のアカウント名でTikTokに動画を投稿した。9歳になる娘から、クリスマスプレゼントに「学校に持って行けるステンレス製のマイボトルが欲しい」とねだられたという。

そこでスーパーマーケットのウォルマートで、カラフルなチーター柄のかわいいボトルを9.98ドル(約1,400円)で購入したという。

関連記事:娘のクリスマスリストを見た母親が心痛 「いじめられませんように」

■「偽物だからダサい」と言われた娘

ところが冬休みが明け、マイボトルを持って学校に登校した娘は怒りながら帰宅した。「無名ブランドのボトルだったから、みんなにからかわれた」そうだ。

じつは周囲の女子たちのほとんどが、クリスマスプレゼントに人気ブランド『スタンレー』のマイボトルを買ってもらっていた。そのため「ブランド品じゃないからダサい」などと言われてしまったという。

そこでデイナさんは、泣く泣く40ドル(約6,000円)ほどするスタンレー製のボトルを購入した。

関連記事:ギャル曽根、好き過ぎて「無意識に選んで愛用するモノ」 拒絶されショックも…

■流行に一喝

デイナさんは動画のなかで「流行のブランドを持っていない人たちに対しても、敬意を持って接してください」「それは子供たちから始まるのではなく、両親、特に母親から始まるのです」と訴えた。

また「スタンレーを買う余裕はあっても、本当に必要なの?」と問うデイナさん。親として子供たちに教えるべきことは他にももっとあるといい、「流行っているからといって、必ずしも子供に必要だとは限らない」と批判する。

関連記事:小学生が放流したボトルメールが26年後に発見 アメリカ東海岸からフランスへ

■「贅沢品は自分で稼いで得るもの」

デイナさん自身も子供の頃、当時流行ったブランドの服を持っていなかったために意地悪をされた経験があり、いつの時代もどこの国でも「女の子の人間関係はややこしい」と理解している。

だが「それでもわが子には、高い物は自分で稼ぐようになってから買うということを教えたい」と明かしている。

そんなデイナさんには、「もし自分の子が周囲をからかっていたら絶対に許さない」「お子さんのボトルのほうがスタンレーよりかわいいよ」といった共感のコメントが多数寄せられた。

・合わせて読みたい→ダイソーのシャンプーボトル、下部に違和感が… 詰め替え時に役立つ優れものだった

(文/Sirabee 編集部・桜田 ルイ

それでもブランド品を買いますか?【Amazonでチェック】