リュウジ氏の「虚無宝菜」がヤバい美味しさ 白菜だけなのにお酒もご飯もぐいぐい進む…
リュウジ氏の虚無宝菜は八宝菜ではなく一宝菜。白菜だけで作るレシピが簡単なのに本格的な味で美味しすぎ。
中華料理の定番、八宝菜。8種類の具材を使ってうま煮にするため八宝菜なのだが、料理研究家のリュウジ氏は、虚無レシピで白菜だけを使った一宝菜を紹介していた。本当に八宝菜のような1品ができるのか…編集部でも早速試してみた。
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■白菜を大量消費できる
材料はこちら。
白菜:300g
油:大さじ1
塩こしょう:適量
水:200cc
鶏ガラスープの素:小さじ1
醤油:小さじ2
酒:小さじ2
オイスターソース:小さじ2
片栗粉:小さじ2
砂糖:小さじ1/2
ごま油:小さじ1
本当に食材は白菜だけ。300gは1/4にカットした白菜をさらに半分にして芯を取った程度の量なので参考にしてほしい。動物性の食材がないが美味しくなるのだろうか…
■ぶつ切りして炒め煮するだけ
白菜は芯をカットしたら水で洗い、根本部分は2〜3cmくらい、葉の部分にいくにつれて少し大きめのぶつ切りにしよう。根本の部分は土がかんでいることがあるのでよく洗って欲しい。
油を引いて白菜を入れ、塩こしょうをして炒めていく。最初に塩を加えることで白菜がくたくたになりやすいので忘れないようにしよう。強火で軽く混ぜながら白菜の芯の部分を下にしながら炒めると芯に近い部分も柔らかくなる。白菜がしなっとなってきたら一旦火を止めて、合わせ調味料を作る。
水、鶏ガラスープの素、砂糖、片栗粉、オイスターソース、しょうゆ、酒の順に加えてよく混ぜよう。
白菜の入ったフライパンに再び火を付けて、よくかき混ぜたあんを回し入れる。片栗粉が沈みやすいのでしっかり混ぜてから加えるのがポイント。
ここからは強火で。片栗粉は下に沈みやすい性質があるので、かき混ぜながら煮詰めていく。煮詰めてとろみが白菜と一体化してきたら、香り付けのごま油を回しかけて完成だ。
■白菜だけなのにすごい満足感…
白菜が柔らかくなってあんによく絡んでいる。味はまさに八宝菜。白菜の甘みと調味料が一体化して激ウマ。箸が止まらない。「この虚無宝菜を食べれば、八宝菜で重要なのは白菜だってわかるはず」とリュウジ氏はいうが、確かに白菜だけでも美味しく満足度が高い。お酒にもごはんのおかずにもなる虚無宝菜、これはぜひ試してみて欲しい。
■執筆者プロフィール
池田かおるこ:グルメ、レビュー記事をメインに執筆しているライター。
日々の晩酌をいかに美味しく楽しむかは、もはやライフワークに。簡単でコスパ良し、激ウマなお酒に合うレシピを探して実践中。「特別な材料や凝った調理法はなし。でも美味しい」と思えるレシピを中心に紹介します。
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(取材・文/Sirabee 編集部・池田かおるこ)