「読みの源流は母」藤井貴彦アナ、フリー転身報道が話題 日テレ入社30年
日本テレビの藤井貴彦アナウンサーがフリーに転身することが報じられて話題に。評価の高いアナウンス力に、さらなる活躍を期待する声が寄せられている。
日本テレビの藤井貴彦アナウンサーが、今春で同局を退社してフリーに転身することが18日、報じられた。これを受け、X(旧・ツイッター)では、改めてその人柄などに言及する声が見受けられた。
■2010年より『news every.』メインキャスター
藤井アナは1994年に同局に入社後、スポーツ中継のほか、『投稿!特ホウ王国』や、『ウッチャンナンチャンのウリナリ!!』などのバラエティー番組にも出演。『ウリナリ』では、「ドーバー海峡横断部」のメンバーとして遠泳に取り組んだ。
2010年3月にスタートした『news every.』のメインキャスターに就任し、同局の夕方の顔となった。
■真摯な語りかけが話題に
『news every.』では、コロナ禍で外出できない不満を持つ人や、不安を抱く人に向けて「おうちにいる、人との距離を保つ、それだけで社会貢献になっています」「命より大切な食事会やパーティーはありません」などと、日々真摯に語りかけたことが話題に。
また、2021年5月に歌手・星野源と女優・新垣結衣が結婚を発表したニュースを伝える際には「皆さん、落ち着いてください」と呼びかけるなど、ユーモアのある発言も注目された。
その硬軟織り交ぜたアナウンスで、昨年の「好きな男性アナウンサーランキング」(ORICON NEWS)では1位を獲得した。
■「新たな旅立ち」「やっぱりすごい人」の声
そんな藤井アナのフリー転身報道を受け、Xでも「藤井アナ」がトレンド入りするなど話題に。
今年4月からは、長くキャスターを務めた『every.』を卒業し、フリーとして『news zero』に出演する見込みとなっており、ユーザーからは「『every.』で見られなくなるのはとても寂しいですが…新たな旅立ちですね」「なんたる安心感。やっぱりすごい人よね」「いろんなところで見れるのかな」「末永く活躍してほしい」といった声が。
さらに、「局アナで終えるのはもったいない」「しっかりサラリーマンをやりきり、まだ元気なうちにフリーで好きな形で働くのは理想だし、今までの正しい努力の賜物」「できる人にはやっぱりお声かかるよね」とのコメントもみられた。
■アナウンスの原点は…
そのアナウンス力に、改めて「どんなときに誰に対しても、何に対しても寄り添った優しい語りが大好き」「藤井アナの人柄なのか温度が伝わるようなアナウンス大好き」「藤井アナの言葉にどれだけ救われた人がいるだろうか」と評価する人も。
ちなみに、同局アナウンス部公式サイトでは、藤井アナは自身のアナウンスの原点について、子供時代の夏休みに、母親に本の読み聞かせを毎日してもらったことを振り返って「私の読みの源流は母にあります」と明かしている。
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(文/Sirabee 編集部・しばたけろこ)