宮迫博之の『オムサコライス』、忖度なしでレビュー ご近所には強力な“ライバル”が…
宮迫博之のオムライス店『オムサコライス』に行ってみた。気になる料理の味は…。
昨年12月24日、東京・渋谷に宮迫博之が監修するオムライス店『オムサコライス』がオープンした。焼肉店『牛宮城(ぎゅうぐうじょう)』に続く宮迫の飲食店とあって、ネット上でも注目を集めている。
話題のオムライスの味を確かめるため、現地に足を運んでみると…。
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■様々な利用シーンに対応
『オムサコライス』は、宮迫が監修を務め、銀座のクラブ『Nanae』のななえママこと唐沢菜々江さんがプロデュースしたオムライス店だ。ななえママが宮迫の作ったオムライスの味に感銘を受けたことをきっかけに出店に至った。クリスマスイブの渋谷本店オープンと同時に、フランチャイズもスタートし、注目を集めている。
昼間はオムライス店だが、17時以降は店名を「オムサコバル」に変えてタコさんウインナーや唐揚げ、アヒージョなどお酒に合うメニューも提供。23時以降は「オムサコバー」としてカクテルも飲める。
■すぐ近くには強力な「ライバル」が…
余談だが、記者は「好きな食べものランキング」ベスト3に入るほどオムライスが大好き。それだけに宮迫が手がけたオムライス店、確かめないわけにはいかない。
1月某日、店舗に足を運んだ。渋谷駅から徒歩5分のスペイン坂下と好立地だが、なんと『オムサコライス』の数軒隣にはオムライスチェーン店『ポムの樹』があった。
『ポムの樹』はボリューム満点で種類豊富なオムライスを食べられることで高い人気を誇る。宮迫の新店舗のすぐ近くにこんな強力な「ライバル」が店を構えていたとは…。驚きつつ入店した。
■種類豊富なメニュー
店は3階建てで1階はカウンター席、2階はテーブル席、3階はVIP会員が利用できる個室席。記者は2階に案内された。店内は白を基調として清潔感があり、女性1人でも入りやすそうだ。
メニューは、ケチャップをかけたオーソドックスな「オムサコライス」(Sサイズ、880円)やデミグラスソースを使用した「デミオムライス」(Sサイズ、1,080円)から、豚平焼き風の「オムたこライス」(Sサイズ、1,080円)や「トリュフボロネーゼ」(Sサイズ、2,300円)、40センチメートルの大エビフライが乗った「大エビサコライス」(Sサイズ、5,800円)など攻めたものまで約30種類揃えている。
サイズはS・M・Lから選択可能。今回は、オムライスの定番かつ記者が好きなデミグラスソースの「デミオムライス」を注文した。初めての来店だったため、Sサイズをオーダー。
■気になるオムライスの味は
口に入れた瞬間、卵のふわふわした食感に支配される。卵は固めの食感を想像していたが、甘く柔らかい。デミグラスソースも濃厚で卵とよく合う。
中のケチャップライスを食べて、具材の大きさに驚いた。鶏肉、玉ねぎ、ピーマンなどどれも大きめにカットされて食べごたえがある。野菜はしゃきしゃきした食感を残しており、いいアクセントになる。
味は文句なしだが、値段は少々高く感じる人もいるかもしれない。Mサイズ以上を頼むと、大半が1,500円前後になるのだ。また、サイドメニューのスープとサラダを両方付けると、+480円かかるため、例えば「デミオムライス」Sサイズに追加すれば1,560円になってしまう。
すぐ近くの『ポムの樹』がほとんど1,000円前後かつボリューム満点であることを考えると、どれだけ人気チェーン店と差別化できるかがカギになると感じた。
とはいえオムライスのクオリティーは高く、バルやバーとしても利用できるので、『オムサコライス』の今後に期待したい。
【店舗詳細】
『オムサコライス 渋谷本店』
東京都渋谷区宇田川町13-4
■執筆者プロフィール
斎藤聡人:1991年生まれ。『Sirabee』編集部記者。
某週刊誌の芸能記者を経て現職に。ジャニーズネタなど、芸能ニュースを中心に様々なジャンルを取材する。
チェーン店からローカル店まで様々な飲食店をめぐり、グルメ記事も手がける。仕事も兼ねた毎日のドラマ鑑賞が日課。
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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人)