今永昇太は「メジャー1年目から12勝できる」 ラミレス氏が独自予想
シカゴ・カブスと契約した今永昇太投手の「1年目の勝利数」をかつての監督アレックス・ラミレスが独自予想。
元横浜DeNAベイスターズ監督のアレックス・ラミレス氏が、自身のYouTubeチャンネルでシカゴ・カブスに入団が決定した今永昇太選手の成績を予想した。
■冒頭で能登半島地震に言及
ラミレス氏は動画冒頭、「今年1月1日に大きな地震と津波が起こりました。お亡くなりになられた方に謹んでお悔やみ申し上げます」とコメント。
そして話題をシカゴ・カブスと契約した今永投手へと移した。
■「素晴らしい契約をした」
今永投手についてラミレス氏は自身が横浜DeNAベイスターズ監督時代にドラフト1位指名したことを明かし、当時を振り返る。
続けて「僕が監督として接した投手のなかでベストだったということができる。良い意味でメジャーリーグの契約に驚いているよ。素晴らしい契約をしたね」と称賛。
その後11月に今永投手と食事をしたことを明かし、そこで交わした会話の一部を紹介した。
■カブスの現状を解説
ラミレス氏は今永投手が入団するカブスについて「メジャー屈指のチームだよね。その証拠にメジャー全体の平均防御率は4.33。カブスのチーム防御率は4.08でとても良かった」と語る。
さらに「カブスは打線も良く、メジャーの平均打率は2割4分8厘ですが、カブスの平均打率は2割5分4厘だった。おそらく今永をサポートしてくれるだろう。今永はチームトップクラスの先発投手になることができるだろう」と予測した。
■12勝はできる
今永投手の成績についてラミレス氏は「おそらく10勝することもできるだろう。僕は今永はメジャー初年度から12勝はできると思っているよ」と話す。
続けて「今永をみんなで応援していきましょう。たぶん12勝9敗ぐらいの成績なら、メジャー1年目としては非常に良い数字だよね。防御率も3点台ならとてもいい」と指摘。
そして「しかもカブスには去年までのチームメイトだったエスコバー投手もいるし、鈴木誠也選手もいるのでとても心強いだろうし、孤独になることはないよね」と話し、「怪我さえなければ12勝はしてほしい。怪我に気をつけて新人王を狙ってほしい」とエールを送っていた。