コウケンテツ氏「豆腐焼肉」 肉を超えるレベルの美味しさ…ヘルシーなのに満足度100%
コウケンテツ氏の「豆腐焼肉」は肉を使わずヘルシーなのに豆腐に味がよく染みて最高。この発想はなかった。
コスパが良くてヘルシーな豆腐。優秀な食材だが、豆腐だけではあっさりしすぎてお腹がいっぱいにならないと思っている人もいるかもしれない。料理研究家のコウケンテツ氏が紹介していたのは「豆腐焼肉」。豆腐が本当に焼肉風になるのか、編集部でも実際に作ってみた。
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■肉は一切使わない
メインとなる食材は豆腐一丁だけ。ひき肉なども使わないらしい。大葉やサンチュなど好みの葉物野菜があるといいだろう。調味料はこちら。
しょうゆ:大さじ2
砂糖:大さじ1
酒、白いりごま:各大さじ1
にんにく、しょうがのすりおろし:各1かけ
ねぎのみじん切り:5cm分
ごま油:大さじ1
確かに肉を漬け込むときに使うものばかりだ。
■豆腐を漬け込む
まずは長ネギをみじん切りにする。フォークで長ネギをとかすようにしてから切ると簡単だ。長ネギをなるべく平らなお皿やバットに入れて、にんにく、しょうがのすりおろし、砂糖、酒、いりごま、を加えて砂糖がある程度溶けるまで混ぜたら最後にごま油を入れよう。
厚さ1cm程度の食べやすい大きさに切った豆腐をつけダレに並べていく。10分程度漬け込んだら、裏返して反対側にもタレを染み込ませよう。まさに、焼肉と同じだ。「最初にタレに漬けておくことで、豆腐の中まで味が染みる。これをやるとやらないとでは仕上がりが全然違う」とコウケンテツ氏はいう。
味の染みた豆腐を焼いていく。ごま油の入ったタレに漬けてあるので油は引かなくてOK。
両面にこんがり焼き色を付けて、残ったたれもまわしかけよう。すでにかなりいい匂いがしている。汁気がなくなる程度まで煮詰めたらお皿に盛り付けて完成だ。
■罪悪感なくもりもり食べられる…
お好みでコチュジャンを付けて食べよう。
外はカリッとして中はふわふわ。タレがしっかり染みていて豆腐なのにかなり満足感がある。豆腐を巻いて食べる大葉やサンチュなどがあるとより焼肉の雰囲気に。豆腐の新たな食べ方、これはハマりそう…
■執筆者プロフィール
池田かおるこ:グルメ、レビュー記事をメインに執筆しているライター。
日々の晩酌をいかに美味しく楽しむかは、もはやライフワークに。簡単でコスパ良し、激ウマなお酒に合うレシピを探して実践中。「特別な材料や凝った調理法はなし。でも美味しい」と思えるレシピを中心に紹介します。
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(取材・文/Sirabee 編集部・池田かおるこ)