【オリ熱イズム2024】オリックス紅林弘太郎も一目置く、マーゴと育成出身のレオが残留 SNSでファンから歓喜の声「ありがとう」
マーウィン・ゴンザレス、レアンドロ・セデーニョとシーズン2年目の契約をしたオリックス・バファローズ。ファンも安堵の様子で…。
オリックスはマーウィン・ゴンザレス内野手、レアンドロ・セデーニョ内野手と契約を締結したと発表した。ともに来季は来日2年目のシーズンとなる。
■チームを救ったゴンザレス
初来日となった今季、マーゴの愛称でファンから親しまれているゴンザレスは、84試合に出場、打率.217、本塁打12、得点圏.284と打席では結果を残せなかったが、守備ではどこでも守れるユーティリティプレイヤーとして、怪我で苦しんだチームをファインプレーで救い続けていた。
ゴンザレスは主に二塁を守ることが多かったが、近くのショートを守っていた紅林弘太郎はゴンザレスの守備を見て「これがホンモノのメジャーリーガーなんだなと。自分はまだまだだとプレーを通じて教えてくれましたね」とゴンザレスに対する尊敬の念を抱いているという。
■来季にも期待
今季終了時点では去就は未定とされていたゴンザレスだが、来季も契約と確定できないなと思わせることがあったのも事実で、シーズン終了とともにゴンザレスがセデーニョに自身のユニフォームをプレゼントし、セデーニョがそのユニフォームを持ち帰ってことがあったからだ。
結局、これは取り越し苦労となったが、今季は怪我により途中離脱はあったものの、相手ピッチャーには嫌な印象を与えていただけに、日本の野球にさらにアジャストしてくれるであろう来季もゴンザレスに対する期待は大きい。
■セデーニョもチームに貢献
またこちらはレオの愛称がファンの間で広がっていたセデーニョも2年目の切符を掴んだ。今季は春のキャンプから育成選手として練習や紅白戦に参加。
オープン戦終了までに一軍では結果を残せず、育成のファームスタートとなったが、支配下登録を目指すセデーニョはファームで大活躍。この実績を引っ提げて支配下登録と一軍での出場のチャンスを掴むと、一発が打てる外国人選手として活躍。
途中ファームで再調整期間もあったが、一軍で通用しなかった部分を修正。7月は18試合に出場、打率.309、本塁打7と、チームの首位独走に貢献している。
愛称のレオは「家に帰ってもみんなレオと呼んでくれますし、家族もみんな自分のことをレオと呼んでくれますので、今、ファンの皆さんが呼んでくれることで本当にうれしいです」とかなり気に入っている様子だった。