念願だった新車の納車後に街が大洪水… 不運すぎる一家が話題に
夢だった新車の納車直後に洪水が発生し、車が浸水してしまった男性。保険でなんとかカバーはできたが…。
高価な新車の購入は、夢であるとともに大きな決断でもある。そんななか、とんだ不運に見舞われた一家が話題になっていることを、シンガポールの『AsiaOne』や『Must Share News』が報じた。
■念願のSUV購入も…
16日、マレーシアに住むアズハズル・アズリさんという男性が、Facebookに数枚の写真を投稿した。
そのなかで「セランゴール州に暮らす僕の兄弟が、念願だったSUVの新車を購入しました」といい、車の前で記念撮影をする一家の様子を明かしている。
ところが納車の喜びもつかの間、そのわずか1時間後に信じられない悲劇が起こってしまったそうだ。
■1時間後に車が浸水
なんとアズハズルさんの兄が暮らす地域が洪水に見舞われ、IOI モールというショッピングモールの駐車場に停めていた新車は、一瞬にして浸水してしまった。
その日、同州ではいくつかの地域で洪水が発生し、多くの商店で買い物客が足首まで水に浸かったまま店内を歩くなどしたという。
それから約45分後、当局は地域一帯に危険警告を発令し、住民に「外出をしないように」と呼び掛けた。
■道路の陥没も
兄は自然災害にも対応する保険に加入していたため、車両の被害はしっかりと補償された。ただし同州では激しい豪雨のせいで道路の陥没が発生し、車4台が巨大な穴に落ちてしまった。
当局は、近隣に住む9軒の住民に避難を求めたが、直前まで土壌の浸水や道路の亀裂などの兆候は一切なかったといい、住民らは陥没に大きな衝撃を受けているという。
■「災害への備え」は十分とは言えず
いつどこで、どんな自然災害が発生するか分からない。そこでSirabee編集部が、全国10〜60代男女905名を対象に調査したところ、「災害などに十分備えている」と答えた割合は、わずか3.5%だった。
「何も備えていない」が最も多いが、近年世界的に見ても自然災害が増加傾向にある。「どこまで揃えたら十分なのか、なってみないと分からない」との意見もあるものの、経験者のアドバイスなどネットの情報を参考に、万が一のために備えておくに越したことはないだろう。
■納車直後とその1時間後の写真
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(文/Sirabee 編集部・桜田 ルイ)
対象:全国10代~60代男女905名(有効回答数)