佐藤二朗、自らと同じ病気に悩む女性へメッセージ 「病『なのに』ではなく…」
強迫性障害に悩む女性からの手紙に返答した佐藤二朗。前向きなメッセージにファンからは「良い言葉」の声が。
俳優・佐藤二朗が、9日に自身の公式X(旧・ツイッター)を更新。病気に悩む女性への前向きなメッセージが、ファンのあいだで反響を呼んでいる。
■ファンから寄せられた手紙に…
あるとき、強迫性障害に悩む女性から、手紙で質問が寄せられたとする佐藤。その内容は、「佐藤さんが病と共存して闘おうと思えた原動力は何ですか?」というもの。
佐藤は2008年、強迫性障害を抱えた人物を主人公にした映画『memo』を、自身の経験をもとに制作し公開している。脳内に浮かんだことを繰り返しメモしてしまう女性が、周囲の人間との出会いをきっかけに、自らの病気と向き合っていく内容だった。
その後の取材などで佐藤は、「闘わないよ、ただ生きてくから!」という映画のキャッチコピーがある一方で、病と共存し、闘っていくことの価値も説いている。
■自身が初監督の映画『memo』
そんな佐藤が明かした「原動力」とは、「多分、力を信じているから」というもの。「病『なのに』ではなく、病『だから』の力」とポジティブに捉えているらしく、「芝居も脚本も。初監督の『memo』はそんな気持ちで創った」とする。
最後には力強く、「負を力に。Xをご覧とのことゆえここに記し、その健闘を祈る」と、メッセージを送った。
■ファン「良い言葉。感動した」
この佐藤の言葉に、多くのファンが反応。ネット上には、「『なのに』ではなく『だから』。逆に強い力があるのかも」「良い言葉。感動した」「ストンと腑に落ちました」「『なのに』で落ち込むのではなく、『だから』で頑張ります」といった声のほか、「佐藤さん『だから』こその力…頑張ってください」といった応援の声も。
また、普段はファンを笑わせるような投稿ばかりしている佐藤だけに、「たまにものスゴい良いことを言うんだよなあ…惚れた」「二朗さんの真面目な投稿は、なぜか心に来ます」と、イジるようなコメントも寄せられていた。