入寮インパクト王は“ハマのウッディ”庄司陽斗に決定 ドラ1・度会隆輝超えの衝撃に「アピールするところは色々ある」とニヤリ【DeNA】

横浜DeNAベイスターズ期待の新人たちが「青星寮」に入寮。庄司陽斗がディズニーアニメ『トイ・ストーリー』の主人公・ウッディになりきって登場した。

2024/01/08 16:25

庄司陽斗

年が明けて間もない7日、“DOCK OF BAYSTARS YOKOSUKA”内にあるベイスターズ若手選手寮「青星寮」に、期待の新人たち11人が全員入寮した。


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■育成含む11名が入寮

入寮後には“お気に入りの一品”を披露することがお約束。ルーキーのユニークな一面を垣間見ることのできる“恒例行事”となっており、昨年は林琢真が伊勢神宮の神棚を持参し、ちょっとした話題となっていた。

今年はドラフト指名後から目立ちまくっている天真爛漫なドラ1・度会隆輝が「イチローさんから手渡しで頂いた年賀状」を持参。ダメ元で連絡先を聞いたらOKをもらい「今度食事に行きたいです笑笑」とメッセージを送ると、今年に入ってから本当に実現したと明かした。その際に受け取ったレジェンドの直筆の逸品とともにプロ生活をスタートさせると意気込んだ。

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■ウッディになりきり登場

スター性抜群の度会とイチロー氏の絡みには唸らせられたが、全く違う角度から抜群のインパクトを残したのは育成4位の庄司陽斗(青森大学)だった。入団会見でもその風体から「ハマのウッディと呼んで」とお願いし、ファンフェスティバルでもトイ・ストーリーのテーマを歌い上げた肝っ玉を持つ男は「姉から頂いた帽子」を被り、ウッディになりきって登場。

「ピリッとした中に、一発ドカンとあったほうが面白いかな」と言い放ち「似ているということで、いち早く覚えてもらうにはもってこいかなと。名前じゃなくてウッディで覚えられそうな気もするんですけれども、でもファンの方々や色々な方々に愛称でも覚えていただければと思っています。アピールするところは色々あると思うので、ユニークな感じで登場させてもらいました」としたり顔で言い切った。

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■「愛されるキャラに」

堂々とした態度からも天性のエンターテイナーと思いきや「元々はこういうキャラではないので、どっちかといったら大学のときはふざけるキャラではなかったんですけど…後輩たちにも『どうしたんですか』と疑問を抱かれる感じだった」とまさかの“プロ野球チョケデビュー”を告白。

ファンフェスティバルでも「とりあえずどんな感じでやろうかなと考えて、あとは度会と一緒に『中途半端にやってもダメだから思いっきり行こう』と話してやりましたね」と意を決しての歌声披露だったと明かした。

本業では「強気で攻めるピッチングスタイルを見ていただきたい。その中でボールの質や変化球などの課題も1つづつ克服して、アピールできたらいいなと思います」と一転目をギラつかせた。

今年のルーキーNo.1の衝撃を披露した左腕は「主人公らしく活躍できて、愛されるキャラとしていければ」の目標に向かって、ウッディのようなスターの座を狙う。

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■執筆者プロフィール

萩原孝弘:1971年生まれ。生まれも育ちも横浜の生粋のハマっ子で、大洋が横浜に移転して以来、一貫してホエールズ〜ベイスターズファン。

23年のオフィシャルイヤーブックもライターとして参加した。あくまでもファン目線で、独自のインタビューコラムや記事を各媒体で執筆中。

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(取材・文・写真/Sirabee 編集部・萩原孝弘

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