怪しい場合が大半なので… 約3割が「知らない人からの声掛け」にする対応
きっと話の内容を聞いても、面倒なことになるだけのような気がするので…。
街中を歩いているときに、知らない人から声をかけられたらどう対応するだろうか。勧誘など歓迎しない話も多いために、無視して去る人もいるようだ。
■約3割「知らない人は無視」
Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女800名を対象に実施した調査では、全体で31.5%が「知らない人から声をかけられても無視する」と回答した。
男女別では、男性が31.9%、女性が31.1%となっていた。
■勧誘やナンパがほとんどなので
声をかけられても無視をするという20代女性は、「街中で知らない人が声をかけてくるときって、だいたいが怪しい勧誘やナンパだと思います。どちらの話も聞きたくありませんし、足を止めてしまうと向こうの思うつぼだと思うんです。そのために声をかけてこられても、無視をして足早に逃げますね」と語る。
過去の失敗から学んだようで、「昔に声をかけられて足を止めたら、長い話を聞かされてなかなか開放してもらえなかったことがあるんです。その失敗から、足を止めるのはよくないと思うようになりました。もしかしたら無視した人のなかに、本当に用があった人もいたかもしれませんけれど…」と続けた。
■一応、足は止めるけれど
一応、足を止めて話を聞く30代男性は、「声をかけられても、ほとんどは勧誘とかだとわかっています。ただたまにですが、本当に道に迷って困っている人などの場合があって…。そのような場合には無視するのは申し訳ないので、とりあえず声をかけられたら話を聞くようにはしています」と話す。
しかし無視する人の気持ちも理解できるようで、「大半は歓迎しない人からの声掛けなので、無視したくなる気持ちはとてもわかります。とくに強引にされると断れないタイプの人は、最初から無視しておいたほうが自分を守れると思うので…」とも話していた。
■ATMの操作方法を聞かれて
ネットユーザーからは、「東京で知らない人に声をかけられるときなんて、宗教勧誘かナンパくらい」と迷惑な声掛けに対して不満も声もあった。
しかし一方では、「ATMの操作方法とか、この先通行止めになっていて道ふさがっているよとか、知らない人によく声をかけられることが多くあった」のような親切な声掛けをされた人もいるようだ。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック)
調査対象:全国10代~60代の男女800名