「嫌だった思い出は1つもない」宮沢りえ、当時18歳でフルヌードに 写真家・篠山紀信さん死去で再び注目
篠山紀信さんの訃報を受け、当時18歳だった宮沢りえを撮影し、社会現象ともなった写真集『Santa Fe』に改めて注目する声も。
写真家・篠山紀信さんが4日に83歳で死去したことが一斉に報じられた。X(旧・ツイッター)では、篠山さんが撮影した女優・宮沢りえのヌード写真集『Santa Fe(サンタフェ)』(朝日出版社)について改めて注目する人が見受けられた。
■155万部のベストセラーで社会現象に
『Santa Fe』は1991年、宮沢が18歳のときに出版。当時はヘアヌードが日本国内で黙認され始めたばかりだったことや、発売1ヶ月前に全国紙にヌードの全面広告が掲載されたことが大きな話題に。
宮沢が人気絶頂のアイドルだったこともあり、155万部のベストセラーとなるなど社会現象ともなり、撮影時点での年齢が国会で議論になるなど、さまざまな形でも波紋を呼んだ。
■2ショット動画で追悼
宮沢は過去に出演したテレビ番組の中で、撮影に関しては母親が決め、自身はロケ地である米ニューメキシコ州サンタフェに行くまで、ヌード写真を撮影することを知らなかったと告白。ただ、撮影について「嫌だった思い出は1つもない」と語っていた。
訃報を受け、宮沢は公式インスタグラムのストーリーズを更新し、篠山さんと並んで笑っている短い動画を投稿して悼んでいる。
■「衝撃の記憶」「女性にも売れた」
篠山さんの訃報を受け、Xでは「宮沢りえ」がトレンド入り。
ユーザーの中には「宮沢りえの写真集は覚えてる」「サンタフェ買ったな~」「自分には尊すぎて買うことも見ることもできなかった」「あの衝撃の記憶は今も残ってる」と、当時を思い出す人も。
また、「肌がキラキラ輝いて体の丸みが美しく、同性の目から見て宮沢りえさんの体は芸術品のようでした」「何とも言えない『間』の美しさを封じ込めるのが上手い写真家だった」「あの写真集が女性にも売れたのが理解できる」と、作品を振り返る声も見受けられた。
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(文/Sirabee 編集部・しばたけろこ)