茂木健一郎氏、新年早々に次々降りかかる災難に脳科学者らしいコメント 「確率的事象に…」
令和6年能登半島地震、航空機事故と災難が次々と降りかかる正月に不安の声があがる中、茂木健一郎氏が脳科学者らしい視点で落ち着くように呼びかける。
脳科学者・茂木健一郎氏が3日、公式X(旧・ツイッター)を更新。令和6年能登半島地震など、新年から災難続きとなっている状況をめぐり、不安の声に対して落ち着くよう呼びかけている。
■地震の翌日に航空機の衝突事故
1日午後4時6分ごろに石川県能登地方を震源とする地震があり、震度5強を観測。その4分後の4時10分ごろ、マグニチュード7.6、最大震度7を観測する非常に強い地震が発生。現在まで地震が繰り返して発生している。
また2日午後5時50分ごろ、東京・羽田空港のC滑走路で、新千歳発羽田行きの日本航空516便が、着陸時に海上保安庁の航空機と衝突して炎上。日航機の乗員・乗客379人は全員機体から脱出したものの、海保機に乗っていた6人のうち、機長を除く5人の隊員の死亡が確認された。
■「不安でしかない」の声に呼びかけ
元日から立て続けに災難が起こっている状況に、Xではユーザーから「新年早々、大変なニュースだらけ」「酷いニュースばかりで見てるだけで悲しい」「新年早々何が起きてるの? ってパニックになっちゃう」との声や、「こんなに災害や事故が続くなんて」「どんな年になるのか不安」「1年の始まりが不安でしかない」と訴える人も。
そんな中、茂木氏は「新年早々、悪いことばかり起こっている気がするけど、確率的事象に対する認知バイアスに基づく部分が大きいから、あまり気にしすぎないで前向きに楽観的にいきたい」とつづった。
■「悪いことばかりじゃない」前向きな意見も
茂木氏の冷静な呼びかけに、ユーザーからも「地震も事故も今まで、頻繁に起きてたことですから、今回だけ特別視するのは論理的ではないです」との意見や、「そうですよね…悪いことばかりじゃない」「能登半島地震、羽田空港の衝突事故と悪いことが続きますが、前向きに行くことも大切かもしれませんね」といったコメントが見受けられた。