バナナマン・設楽統、『ノンストップ』放送3000回を振り返る 「ずっとやるとは…」
26日に放送3,000回を迎えた『ノンストップ!』。バナナマン・設楽統が放送スタート時を回顧しながら「タモリの言葉」を思い出して…。
27日の『ノンストップ!』(フジテレビ系)では、放送3,000回を記念してMCのバナナマン・設楽統によるイギリス一人旅の様子を放送。設楽が放送開始を振り返り、同番組について語った。
■ご褒美イギリス旅
放送12年目に突入した偉業を祝い、「ノンストップ! 放送3,000回記念 設楽統のイギリスご褒美旅」と題して設楽のイギリス旅の様子を3日間放送してきたが、この日が最終日。
イギリスのグルメを満喫したり、骨董店で掘り出し物を探すなどしてイギリス旅を満喫した設楽。旅の最後の食事中、放送3,000回を振り返っていく。
設楽は「こんなに…長くもちろん番組は続くかもしれないけど、僕はずっとやるとはホントに思ってなかったですね」と本音を漏らした。
■バナナマンにとって重要
番組がスタートした2012年、当時38歳だった設楽は芸人として脂が乗っていた時期。バラエティー番組を主戦場とする彼が情報番組のMCに挑戦した理由に触れる。
「正直、『ノンストップ』やることによって、毎日月曜から金曜まで『ノンストップ』が入るから入れられない仕事が出てくるんですよね。バリバリ(バラエティー番組に)いろいろ呼んでもらえる時期だったんで」と明かす。
それでも同番組のMCを務めた理由として、「ほかの人より、バナナマンがちょっとこう違うふうに見えるというか。1個こう『違う仕事してるぞ』っていうふうに見えるのがバナナマンにとっていいことだろうなと思って、『やったほうがいいんじゃない』ってなって」と解説した。
■長寿番組とは?
「結果でもよかったかもしれないです」と普段バラエティーを観ている層とは別の層からの知名度も高められたと設楽は熱弁。開始当初から比べると肩の力を抜いてやれるようになったと自身の変化にも触れる。
数々の長寿番組を担当してきた大御所芸人・タモリが「あんまり力入れないで」「仕事って一生懸命やるな」と口にするが、その言葉の意味が少しだけ理解できてきたと吐露。
「毎回力込めて毎回毎回やってると観てるほうも疲れちゃうから。当たり前にある存在って薄味に毎日食べるものと一緒で、そういうふうになってきてるなと思いますけどね」と笑顔で語った。
■タモリとの共演望む声も…
設楽の『ノンストップ!』への想いが伝わった今回の放送に、視聴者も反応。
「当たり前に観てるノンストップへの設楽さん心意気…泣いちゃいました」「いつかタモリさんスタジオに呼んでくれないかなぁ」「設楽さんもこの番組やるようになってから、MCの仕事も増えてったんじゃない?」といった感想が寄せられている。
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(文/Sirabee 編集部・サバマサシ)