息子の婚約者が資金援助を当てにし贅沢三昧 母親がキレて関係悪化
息子の婚約者は「お金はない」と言いながら、ブランド品を次々と購入。高額なウェディングドレスまで買おうとしたことから、結婚式の費用を出す気だった母親がブチギレた。
貯金がない息子とその婚約者のため、結婚式に必要なお金を出すつもりだった女性。なのに高いウェディングドレスを買う気満々の婚約者に腹を立て、援助の申し出を撤回したせいで、息子との関係までボロボロになってしまった。
■援助すると申し出た女性
海外で暮らすAさんの息子(学生)が、愛するサミーさん(19)と婚約した。しかし若いふたりは、裕福とはほど遠い。ファストフード店で働いてはいるが、最低賃金しかもらえていないのだ。
またサミーさんには母親がいるが、障害があるため働けず援助は期待できない。「このままだと息子が借金を抱えてしまう」と考えたAさんは、「私が結婚式にかかるお金を出してあげる」とふたりに伝えた。
■散財する婚約者
しかしサミーさんと接するうち、Aさんは意外なことに気づいた。サミーさんは高級ブランド品が好きで、高額なバッグや靴を愛用している。衣装を見に行ったときには1万ドル(約142万円)のウェディングドレスを買うと言い出し、Aさんを驚かせた。
思わず「ドレスにそんなにお金をかけなくても…」と声をかけたAさんに、サミーさんは「費用は出してくれるんですよね。おかげで私も好きなドレスが買えます」と言い放った。
息子を助けてあげたいと思っていたAさんだが、サミーさんの言い分を聞いて援助する気を失ったという。
■息子は「式に来るな」
店にいたサミーさんの母親は「うちの娘はプリンセスですから」などと言い、暴走するサミーさんを止めようともしない。カッとしたAさんは、「ファストフード店のスタッフでしょう、高校も中退しているしね」「うちの息子は借金せずにすむように、公立の2年制大学で勉強しているのよ」と言ってしまった。
そして「もう援助はしない」と決めたAさんに、息子とサミーさんは腹を立て「お金を出さないなら式には来ないで」と言い出したそうだ。
たまらなく不愉快な思いをしているというAさんが、ネット掲示板『Reddit』に投稿して助言を求めた。
■「援助は不要」という意見
ほとんどのユーザーは、「Aさんは悪くない」「援助しなくていい」と判断。「こんなふたりが結婚してもうまくいくわけがない」「サミーさんと結婚したら、息子さんも経済的に苦労するだろう」「最低賃金しかもらえない10代の子供が、結婚するべきじゃない」などと書き込んだ。
ただ一部ユーザーは、Aさんにも非があると判断。「そもそもなぜ予算を決めないまま『お金を出す』などと言ってしまったのか」といった疑問を書き込んでいる。
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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原)