鍋の素や出汁を使わない「まぐろの山かけ鍋」 ここまで奥深い味になるとは驚き…

まぐろの山かけ鍋は日の出みりんの料理酒が味の決め手。さっと一人分作れるのでおうち鍋が楽しくなる。

鍋というと、鍋の素や出汁を取ってスープを作ったりするイメージ。また、野菜や肉、魚など多くの具材も用意しなければいけないので、1人では気軽になかなか楽しめないと感じている人もいるだろう。

しかし、日の出みりん公式サイトで紹介していた「まぐろの山かけ鍋」は、少ない材料と調味料であっという間に鍋ができるそう。早速編集部でも作ってみた。


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■材料はたった3つ

まぐろの山かけ鍋

材料はこちら。

刺身用本まぐろ:4~5切れ
山芋:5~7cm
長ネギ:適量

材料だけ見ると普通のまぐろの山かけのように見える。そして、鍋の出汁としてメインで使う調味料は料理酒。

まぐろの山かけ鍋

料理酒150mlとしょうゆはお好みで仕上げに使う程度だ。これだけで本当に出汁が出るのだろうか…

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■数分で作れる鍋料理

まぐろの山かけ鍋

山芋はすりおろしておく。長ネギは小口切り。

まぐろの山かけ鍋

鍋に料理酒と同量の水を入れて、ひと煮立ちさせる。アルコールが飛んだら、まぐろと山かけを入れて煮込んだら完成だ。驚きの時短鍋。あとは、器に移して長ネギをトッピングし、好みでしょうゆをかけていただこう。

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■上品なお出汁の小鍋が震えるほどの美味しさ…

まぐろの山かけ鍋

昆布やかつお節、塩などは一切使っていない。味付けは料理酒だけなのに、山かけのとろみがついたスープの上品な塩気とまぐろの旨みが程よく合っている。料理酒は肉や魚の臭み消しとしても使えるため、刺身から調理したが臭いはまったくなく、具材の旨みが引き立つ味だ。まぐろだけではなく鯛や鮭などを使うのもいいだろう。

3つの食材で簡単に作れるので、これなら思い立ったときにいつでも一人鍋が楽しめる。おもてなしのときに1人ずつ小鍋で出すのもよさそう。料理酒のこんな使い方があるなんて驚き。鍋料理の概念が一変した。

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■執筆者プロフィール

池田かおるこ:グルメ、レビュー記事をメインに執筆しているライター。

日々の晩酌をいかに美味しく楽しむかは、もはやライフワークに。簡単でコスパ良し、激ウマなお酒に合うレシピを探して実践中。「特別な材料や凝った調理法はなし。でも美味しい」と思えるレシピを中心に紹介します。

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(取材・文/Sirabee 編集部・池田かおるこ

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