コウケンテツ氏の「ふろふき大根」 下茹で不要なのに驚きの美味しさ…
コウケンテツ氏の「ふろふき大根」はレンチンで中まで柔らか。お店レベルの味を家で簡単に作れるなんて。
冬の和食の定番といえば「ふろふき大根」。柔らかく煮た大根に甘めの味噌がよく合う。大きめに野菜を切って下茹でしてから、さらに昆布でコトコト煮る作業があり、時間がかかる調理と思われがちだ。料理研究家のコウケンテツ氏が紹介していたレシピは、茹で時間を大幅に短縮できるという。編集部でも早速試してみた。
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■材料はシンプル
メインは大根1/3本。調味料はこちら。
昆布:5cm
みそ:大さじ1
砂糖:大さじ1
使う味噌によって練り味噌の色が変わるので好みのものを使って欲しい。
■レンチンと隠し包丁が決めて
大根は2〜3cmの厚さに切って皮をむく。ふろふき大根の場合は、皮を少し厚めにむいた方が火が通りやすい。大根の皮は捨てずに細切りにしてきんぴらなどにするといいだろう。切った大根は下茹での代わりにレンチンする。
耐熱容器に並べて、少量の水を加えてラップをして600wで3〜4分加熱する。電子レンジで加熱しすぎると大根が硬くなってしまうので、あくまで下茹でをレンチンにするイメージだ。
大根を水でさっと洗って粗熱を取ったら、両面に十字に隠し包丁を入れる。
さっと拭いた昆布と水を鍋に入れて大根を煮ていく。水は大根がかぶるくらいでOK。煮立ってきたら火を弱火にして柔らかくなるまで煮ていこう。
大根を煮ている間に味噌、砂糖、大根の茹で汁各大さじ1を器に入れて混ぜて練り味噌を作っておく。竹串が大根にすっと入るようになったら盛り付けて完成。
■柔らかくてほっこり…
大根を実際に茹でた時間は10分ほど。レンチンの下茹でと隠し包丁で真ん中までしっかり柔らかくなっている。ほんのり昆布の香りがする大根に甘めの練り味噌が最高に合う。下茹で不要でお店のような味わいになるふろふき大根。冬の定番のおかずになりそうだ。
■執筆者プロフィール
池田かおるこ:グルメ、レビュー記事をメインに執筆しているライター。
日々の晩酌をいかに美味しく楽しむかは、もはやライフワークに。簡単でコスパ良し、激ウマなお酒に合うレシピを探して実践中。「特別な材料や凝った調理法はなし。でも美味しい」と思えるレシピを中心に紹介します。
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(取材・文/Sirabee 編集部・池田かおるこ)