38年ぶり日本一の阪神タイガース、セ・リーグ連覇の可能性は? 地元・関西では4割弱が…
今年は盤石の戦いでセ・リーグを制した阪神タイガース。初のリーグ連覇はなるのだろうか。
18年ぶりにセ・リーグを制し、日本シリーズでオリックス・バファローズを破って38年ぶりの日本一に輝いた阪神タイガース。地元の関西を中心に、全国の虎党は歓喜に湧いたのではないだろうか。
■連覇はいまだなし
日本のプロ野球12球団のなかで、読売ジャイアンツに次いで長い歴史を誇る阪神。
しかし、意外にも連覇の経験はなく、セ・パ両リーグ制が始まってから、1962年と64年、2003年と2005年の2回だけ、1年おきに優勝したことはある。
今年は盤石の戦いでセ・リーグ1位となった阪神だが、ライバル球団も補強に余念がない。来季の阪神について世間はどのように見ているのだろうか。
■4人に1人がリーグ連覇を予想
Sirabee編集部が、12月1〜8日にかけて全国10〜60代男女1,000名を対象に「来季の阪神タイガース」について調査したところ、「1位」と予想した人は23.6%。「2位」が27.9%だった。
最も多かった答えは「3位」の31.5%だが、4人に1人が連覇を、さらに8割以上が来季もAクラス入りすることを予想しているのはさすがと言えそうだ。
■地元・関西では4割弱が
今や北海道から九州まで全国各地に根ざしたプロ野球。地域によって印象も異なることだろう。
今回の調査結果を地域別で検証してみると、セ・リーグ連覇を予想した人が最も多かったのは、近畿地方のみ。36.4%が来季も1位と予想した。
連覇を予想する人は、北海道・東北や北信越、中国・四国で比較的高い割合となっている。一方で、巨人やヤクルト、DeNAなどライバル球団も多い関東地方では連覇予想が「1割台なかば」と低さが目立つ。
■執筆者プロフィール
タカハシマコト:ニュースサイトSirabee編集主幹/クリエイティブディレクター
1975年東京生まれ。1997年一橋大学社会学部を卒業。2014年NEWSYを設立し、代表取締役に就任。東京コピーライターズクラブ(TCC)会員。カンヌライオンズシルバー、TCC審査委員長賞、ACCシルバーなどの広告賞を受賞。
著書に、『ツッコミュニケーション』(アスキー新書)『その日本語、お粗末ですよ』(宝島社)
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(文/Sirabee 編集部・タカハシマコト)
対象:全国10代~60代男女1,000名(有効回答数)