川口春奈、22社CM起用に関係者のリアルな評価 「3年前の転機」でオファー相次ぐ
22社のCMに起用され、今年の「CM女王」になった川口春奈。なぜ、CMで引っ張りだこなのか…。
「2023年年間CM起用社数タレントランキング」で、川口春奈が1位に輝いた。2年連続1位となり、令和のCM女王になりつつある。
川口がCMで引っ張りだこなのには、理由があって…。
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■22社のCMに起用
件のランキングは11月30日にビデオリサーチが発表した。川口は「ニデック」や「はま寿司」など22社のCMに出演し、2位で19社の橋本環奈や3位で18社の広瀬すずを抑えての1位にランクイン。
川口は2022年の同ランキングでも1位だったが、今年は昨年の21社を上回り、2年連続でナンバーワンに輝いた。
■人気につながる作品
川口は2007年のファッション雑誌『ニコラ』でグランプリを獲得し、芸能界入り。その後、多くのドラマや映画に出演してきた。
近年、出演した作品の中で、現在の人気ぶりにつながるものがあったという。
あるテレビ局関係者は、「2020年のNHK大河ドラマ『麒麟がくる』で帰蝶役を演じ、注目を集めました。当初、この役は沢尻エリカさんが演じる予定でしたが、19年に麻薬取締法違反容疑で逮捕されたため、川口さんが代役で起用されたんです。バタバタなスケジュールでしたが、川口さんは乗馬シーンもある難しい役柄を見事に演じきりました。この作品を機に、川口さんを知った人も少なくなかったと思います」と話す。
その後、22年のNHK連続テレビ小説『ちむどんどん』や同年のドラマ『silent』(フジテレビ系)など、話題作への出演が続き、さらに知名度を高めた。
■CM女王の「転機になった年」
『麒麟がくる』に加えて、もう一つ「川口春奈旋風」を巻き起こすきっかけになったものがある。20年1月に開設した公式YouTube『はーちゃんねる』だ。
「一人でラーメンを食べたり、目分量で料理を作ったり、サウナに入る様子を公開するなど、気取らない姿が好評です。いい意味で距離の近さを感じられるので、新たなファン層を獲得したと思います」(前出・テレビ局関係者)。
大河の代役、ユーチューバーデビューと、2020年は川口にとって「転機の年」になったと言える。
■カメラが回らないところでの性格
20社以上のCMに起用され、「令和のCM女王」になりつつある川口。オファーが途切れないのには、こんな理由もあるようで…。
「NG事項がほとんどなく、企業の求める意図をすぐに理解してくれると好評です。また、誰に対しても態度を変えず、いつも明るく笑顔で接しています。一緒に仕事をすると、もう一度会いたくなる不思議な魅力があるんですよ」(前出・テレビ局関係者)。
これからも、川口はたくさんの人を笑顔にさせてくれるに違いない。
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■執筆者プロフィール
斎藤聡人:1991年生まれ。『Sirabee』編集部記者。
某週刊誌の芸能記者を経て現職に。旧ジャニーズネタなど、芸能ニュースを中心に様々なジャンルを取材する。
チェーン店からローカル店まで様々な飲食店をめぐり、グルメ記事も手がける。仕事も兼ねた毎日のドラマ鑑賞が日課。
今期の推しは、『コタツがない家』(日本テレビ系)、『いちばんすきな花』(フジテレビ系)、『ゼイチョー~「払えない」にはワケがある~』(日本テレビ系)。
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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人)