松本潤、『どうする家康』現場での「真の評判」 共演者に取った行動に周囲も驚き…
いよいよ『どうする家康』が最終回を迎える。主役の松本潤の現場での評判はというと…。
17日、NHK大河ドラマ『どうする家康』が最終回を迎える。主演を務める嵐・松本潤の演技にも注目が集まっている。
大河ドラマで初めて大役を務めた松本だが、撮影現場での評判はというと…。
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■最終回前には特別番組も
『どうする家康』は、家康が数々のピンチを乗り越えながら天下を取るまでの姿を描いた物語。松本は、臆病で優柔不断な少々頼りない家康役を演じた。
最終回当日の17日には、同作の現場に密着した特別番組『大河ドラマ舞台裏スペシャル もう一つの“どうする家康”』(NHK総合)が放送される。各シーンの舞台裏や出演者達が語る秘話、さらに松本が大河にかける思いや葛藤などが明かされるという。
改めて、主役の松本に注目が集まる。
■松本が現場で見せた行動に驚きの声
作中では少々頼りない役だが、実際の松本はリーダーシップを発揮していた。あるテレビ局関係者は、「撮影に入る前、家康にゆかりある場所に行ったり、歴史考証の専門家に熱心に質問するなど、役作りに力を入れていました。また、ドラマ内で身につける衣装にもこだわり、意見を提案していたそうです。座長として良い作品にしようとみんなを引っ張っていましたね」と話す。
共演者への気配りも欠かさない。「1年間放送する大河ドラマは、途中から新しい出演者が加わります。松本さんはそうしたタレントに連絡して、現場の空気感や注意点を細かく伝えていたそうです。途中からでも参戦しやすい空気になっていたと思います。彼の気配りに驚く人も多かったんですよ」(前出・テレビ局関係者)。
■現場での差し入れも抜かりない
ドラマの現場では、出演者が食事の差し入れをするのが恒例。松本は差し入れにもこだわっていたようだ。
「クランクインの時から、1人5,000円相当のうな重を出演者やスタッフにプレゼントするなど気合いが入っていました。その後も、焼肉やそばといったメイン料理からバウムクーヘン等のデザートまで幅広く、現場でも好評だったようです。松本さんは飲食関係の知り合いが多いので、そうしたつながりを生かしたのでしょう」(前出・テレビ局関係者)。
この辺りは、作中での心優しい家康と共通する部分かもしれない。
■「パワハラ疑惑」が報じられたことも
座長としての評判は良好な松本。だが、10月に『週刊文春』で撮影現場での“パワハラ疑惑”が報じられたことも…。同誌によれば、『どうする家康』の現場で、スタッフに「殺すぞ」「ちげーだろーよ、てめー」などと恫喝する言葉を浴びせていたという(同誌の取材に対し、NHK、スマイルアップ(旧ジャニーズ事務所)は「パワハラ」の事実を否定)。
ある芸能事務所関係者は、「仮にそうした言動を取っていたのであれば…」と前置きしてこう続ける。
「昔から、松本さんは真面目でどんな仕事にもストイックに取り組みますが、大事な仕事の前は少々ピリピリして見えることがありました。自分の意見もはっきり言うタイプなので、人によっては少々キツイ言い方に感じてしまったのではないでしょうか。ただ、コンプライアンスが重視される今の時代、注意の仕方には気を付けなければなりません。言動一つでこれまで築き上げてきた信頼が壊れてしまう可能性もありますからね」(芸能事務所関係者)。
『どうする家康』の撮影を通じてできた他の出演者やスタッフとの強固な関係が、この先も維持されることを願いたい。
■執筆者プロフィール
斎藤聡人:1991年生まれ。『Sirabee』編集部記者。
某週刊誌の芸能記者を経て現職に。ジャニーズネタなど、芸能ニュースを中心に様々なジャンルを取材する。
チェーン店からローカル店まで様々な飲食店をめぐり、グルメ記事も手がける。仕事も兼ねた毎日のドラマ鑑賞が日課。
今期の推しは、『コタツがない家』(日本テレビ系)、『いちばんすきな花』(フジテレビ系)、『ゼイチョー~「払えない」にはワケがある~』(日本テレビ系)。
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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人)