スクールバス運転手を女子生徒への性的暴行容疑で逮捕 車内や自宅で半年以上も…
スクールバスの運転手が、半年以上にわたり15歳の女子生徒を自宅アパートに連れ込んでいたことがわかった。
スクールバスの運転手との「おはようございます」のあいさつは、乗車する子供たちにとっては清々しい1日の始まりでもある。
ところがアメリカ・ニューヨーク州では、ひとりのバス運転手がとんでもない事件を起こしていた。『NBC News』『NEW YORK POST』などが報じている。
■15歳の女子生徒と…
ニューヨーク州ロングアイランドでこのほど、スクールバスの運転手をしていた男が逮捕された。15歳の少女とみだらな行為を繰り返していたとして、第二級誘拐や未成年への第三級性的暴行ほかの容疑に問われている。
逮捕されたのは、「チーズ・バス」というバス会社から派遣されていたジョヴァニー・カンポス(50)。職場ではジョヴァニー・グズマンの名で通していた。
■アパートやバスの車内で
カンポス容疑者はヴァレーストリーム学区のスクールバスの運転を担当し、セントラル高校からノース高校まで、5キロ弱の送迎ルートを運転していた。
そんななか気に入っていた15歳の女子生徒と親しくなり、自宅のあるクイーンズ区のアパートに連れ込む、あるいは駐車場に停めたバスの車内で、みだらな行為を働いていた。
■懲役25年の厳しい量刑も
カンポス容疑者は9月28日の逮捕と同時に、チーズ・バス社も解雇された。ただし収容されたナッソー郡の拘置所では、一貫して無罪を訴えているという。
郡検事局によれば、もしも有罪判決なら懲役25年の実刑判決が言い渡される可能性があるとのこと。次の裁判所出廷は12月12日に予定されている。
■半年以上も続いた犯行
犯行は、今年1月から7月まで半年以上も続いていた。だが、その間に女子生徒からの被害届はなく、この事件には生徒、保護者を含め学校全体が動揺している模様だ。
当局は余罪もあると考えており、「カンポス容疑者による性被害を受けた生徒、あるいは被害の情報を知っているという生徒は、こちらに電話してください」と情報提供の協力を呼び掛けている。
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(文/Sirabee 編集部・浅野 ナオミ)