久住小春×佐藤大樹W主演ドラマ『瓜を破る』 酒井若菜、土村芳ら4名が出演
1月23日スタートの『瓜を破る~一線を越えた、その先には』。酒井若菜、土村芳、石川瑠華、泉澤祐希らの出演が決定。
■「ハッとさせられました」
染井菜々を演じる土村からのコメントは下記の通り。
土村:いろんな悩みが赤裸々に描かれているので、皆さんにもきっと共感できる部分があると思います。私が演じる染井は、結婚・出産によって独身時代にできていたことができなくなり、それが窮屈に感じます。
人から“お母さん”として見られることに引っかかりを持つ女性がいることを、この作品に出合うまで想像もしていなかったので、ハッとさせられました。私もお母さんになった友達にそう接していたかもなと…。
でもそんな染井を救ってくれるのも家族の存在だったりして…。考えさせられることがたくさんありました。見てくださる方にはぜひお好きな角度から、自由に作品を楽しんでいただけたらうれしいです。
あと娘役の磯村アメリちゃんがすごくかわいいので、メロメロになってしまうと思います。
■「すごくリアルだなと思いました」
派遣社員・小平蓮役の石川からもコメントが。
石川:恋愛や性などのコンプレックスは、悩みを抱えている本人からしたらすごく大きな悩み。それぞれが一歩ずつ自分と向き合っていくこのドラマを見て、少しでも救われる人がいたらいいなと思います。
演じる蓮ちゃんは、自分の容姿に自信がない女の子です。周りにも害がないように気を配って生きている蓮ちゃんの姿は、すごくリアルだなと思いました。私はそういう人に「自信を持って生きろ」とは思わなくて、「そのままでいいよ」という気持ちで演じています。
マッチングアプリで出会った2人の男性との恋愛模様が描かれるのですが、蓮ちゃんは、イケメンも趣味が合う男性もどちらも本当に好きだろうと思い、お芝居しました。その上で、ドラマを見たときに、どっちの男性が好きそうに見えるのかは自分でも完成が楽しみです。
■「原のキャラクターも色々考えました」
本作では難しい役どころの泉澤からのコメントも紹介。
泉澤:原を演じるにあたり、“ノンセクシャル”について初めて深く考えました。性の悩みは難しい問題なので、ひとりで抱え込む人が多いのかなと思います。僕だったら職場の女性には話せないですが、原は同僚女性に躊躇せずに話すんです。
日本より性教育が進んでいる海外で原が育ったからかな? とか、プライベートは深く知らない職場の人くらいの距離感だとさらけ出せるのかな? など、原のキャラクターも色々考えました。
誰かに話すことで助けられることも、同じ悩みの人と寄り添えることもあります。いろんな恋愛の形や答えがあるのでひとりで悩む必要はないということを、原を通して伝わればうれしいです。
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(文/Sirabee 編集部・ホンマみつる)