秘密が多い恋人の家に抗HIV薬が… 事実を知った女性が別れも視野に
どんな人と付き合い、どんな恋をしていたのか。過去を明かそうとしない恋人が、HIV陽性を隠していたことが明らかになった。
恋人の秘密を知り、「裏切られた」と感じた女性。その後も大きな壁にぶつかり、「もう別れたほうがいいのでしょうか」とネット掲示板に書き込んだ。
■隠し事の多い恋人
ブラジルで暮らす女性の恋人(28)には、やけに秘密が多かった。昔の交際相手といった過去や家族のことを、まったく話してくれないのだ。
それでも相性が良いため付き合いを続けていたなか、女性は恋人宅を訪問。少し前にあげたチョコレートを冷蔵庫から取り出そうとしたとき、見たことのない薬の容器が目に入り不思議に思ったという。
■抗HIV薬と判明
気になったためネット検索した女性は、それが抗HIV薬であることを知ってショックを受けた。
恋人に事実を知ったことを伝えたところ、「言うタイミングが分からなかった」と釈明された。さらに血液中のHIV量が検出限界値未満になって10年が経過すること、感染したのは17歳の頃で、当時30歳の男性にうつされたことなども聞かされた。
検査で陰性結果を確認した女性は、予防薬の服用を開始。病気については納得した上で交際続行を決めたが、さらなる事実を知って打ちのめされた。
■SNSで同性と浮気か
たまたま恋人のSNSを見た女性は、恋人が自分の存在を隠して複数の男性と連絡を取り合っていることを知って、悲しくなった。
恋人は謝ってくれたが、女性の気持ちは晴れない。秘密ばかりの恋人を信用できなくなった女性がネット掲示板『Reddit』に投稿し、苦しい気持ちを打ち明けた。
■「別れるべき」という声も
ユーザーのひとりは恋人がHIV陽性を隠していた理由について、「拒否されることを恐れていたのだろう」と推測。「あなたを信用していなかったわけじゃない」「もっとひどいことを隠す人は多いと思う」と書き込み、病気を伏せた恋人を擁護した。
しかし女性に内緒で男性たちと良い雰囲気になっていたこと、また大事なことを秘密にしていたことについては、「悪い」と考えた人も多い。「私なら別れる」「あなたの恋人は勝手だと思う」というコメントが複数書き込まれている。
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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原)