ふかわりょう、自民党裏金問題で“政治家の連帯責任”を提言 「国民の気持ちは…」
ふかわりょうが自民党の裏金問題で「政治家全体で連帯責任を」と提言。金子恵美は岸田文雄首相が「安倍派の問題にしたいと思っている」と指摘する。
12日放送の『バラいろダンディ』(TOKYOMX)でふかわりょうが自民党の裏金問題について持論を展開した。
■金子が裏金問題に驚き
番組は自民党の裏金問題を取り上げる。岸田文雄首相が派閥の政治資金パーティー収入を裏金化していたとみられる安倍派の閣僚を交代させる意向であることが紹介された。
元自民党議員の金子恵美はこの問題について「安倍派のこれまでやってきた慣習でいうと、大きな問題があったというのがどんどん出てきているのは事実で、私も驚いています」とコメントした。
■岸田首相は「安倍派の問題にしたい」
ふかわから「どうやって立て直していくのか?」と質問されると、「信頼を回復するのはかなり大変なこと」と金子は語る。
そして安倍派閣僚の交代については「安倍派の問題にしたいんだろうと思うんです、岸田さんの気持ちとしては。 今後、明日国会を閉会して、内閣の一部問題のある人をクビ、外したことで小規模な改造を行って、ズルズルとなんとか低空飛行でも解散はしないで、任期いっぱい、あるいはそこの手前までやろうとしているのではないかなと」と持論。
また内閣総辞職論には「タイミングが難しい」と指摘し、「あるとすれば6月の所得税減税に必要な法改正が終わたタイミング」という見方を示した。
■ふかわは「政治家全体の連帯責任」を提言
金子の話を聞いたふかわは「それぞれの派閥があるとおっしゃいますが、 くわしく見ている人は派閥ごとで政治家を見てるかもしれませんが、世間一般からすると派閥なんて知ったことではないわけですよ、向こう側の話なんで」と指摘する。
続けて「そういう意味では自民党というパーティーはありますけど、政治不信なわけですよ。ある大学の組織は数人の違反者で廃部にまで行きましたよね。 政党のすべてを廃部にとは思わないですけど、ある種政治家みんなの連帯責任として、身を切るなり、 誰かがやったらその人をペナルティで済む話ではない」と提言。
そのうえで「それは政治家全体の不信になるわけだから、 全員議員報酬何パーセントカットだとか、連帯責任を負うくらいのことをやらないと、国民としては気持ちは下がらない気がする」と話した。
■政治家への評価は厳しい
ふかわが指摘した政治家全体への不信。Sirabee編集部が全国の10~60代の男女2,168名に実施した調査でも、すべての世代で政治家の仕事を評価していない人が多かった。
政治家にも「連帯責任を」と訴えたふかわに、納得した視聴者もいたようだ。
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(文/Sirabee 編集部・佐藤 俊治)
対象:全国10代~60代の男女2,168名 (有効回答数)