これは止まらなくなる美味しさ… リュウジ氏の「にんにく豆腐」はパンチがあるのに優しい味付け
リュウジ氏の「にんにく豆腐」は汁まで飲み干す美味しさ。おつまみにぴったりの簡単レシピが最高過ぎる。
豆腐を使った冬の定番料理といえば湯豆腐。簡単なので記者もよく作るが、味付けがさっぱりしすぎて飽きてしまうことも。リュウジ氏が紹介していたにんにく豆腐が美味しそうだったので作ってみた。
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■ニラとにんにくを使った豆腐料理
材料はこちら。
木綿豆腐:1丁
ニラ:50g
にんにく:3~4片
ラード(あれば):大さじ1
水:150cc
鶏がらスープ:小さじ1と1/2
ほんだし:小さじ1と1/2
塩:1つまみ
ラードがなければ、サラダ油を使おう。にんにくをがっつり使ったメニューらしい。
■焼くのではなく煮る
にんにくはみじん切りに、ニラは根本の太い部分は包丁で半分程度に割いて4〜5cmのざく切りにする。
水気を切った豆腐は半分にしてから6等分くらいにカットする。フライパンに油を引いて豆腐を入れ、水分を飛ばすように炒めていく。
表面に焼き目が付いてきたら裏側も焼く。「先に炒めて水分を出してから汁を入れることで、味がよく染みる」とリュウジ氏はいう。
豆腐の両面に焼き色を付けてから水、にんにく、ほんだし、鶏がらスープの素、塩、ニラを加えて煮ていく。ニラがしんなりしたら完成だ。
■これは優しい味…
にんにくがたっぷり入っているが、焼きではなく煮ているのでほんのり香る程度。ほんだしと鶏がらスープの味がしっかり豆腐に染みていて塩気よりも出汁を感じる優しい味だ。「沖縄に行ったときに、宮廷料理の店で出てきたおすすめ料理」とリュウジ氏はいうが、確かにしょうゆを使わず塩味に仕上げる点が沖縄っぽい。
出汁で煮て仕上げるので油っぽさはまったくなく、にんにくやニラも主張しすぎていない。おつまみはもちろん、ごはんのおかずにもおすすめ。この味はクセになる。
■執筆者プロフィール
池田かおるこ:グルメ、レビュー記事をメインに執筆しているライター。
日々の晩酌をいかに美味しく楽しむかは、もはやライフワークに。簡単でコスパ良し、激ウマなお酒に合うレシピを探して実践中。「特別な材料や凝った調理法はなし。でも美味しい」と思えるレシピを中心に紹介します。
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(取材・文/Sirabee 編集部・池田かおるこ)