食パンを使わない「虚無フレンチトースト」が激ウマ この発想はすごい…
リュウジ氏の「虚無フレンチトースト」。アレに味をしっかり染みこませるからジューシーな仕上がりに。
料理研究家・リュウジ氏の虚無シリーズは、シンプルな材料と調理法で簡単に作れるものを紹介している。料理に慣れていない人でも気軽に挑戦できるのが人気だ。今回は、食パンを使わずに作れる「虚無フレンチトースト」を編集部でも試してみた。
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■使うのはまさかのアレ
食パンの代わりにパン粉を使うという。
パン粉:35g
牛乳:60cc
卵:1個
バター:5g
油:小さじ2
仕上げにバター8gとシロップやはちみつを使う。パン粉で本当にフレンチトーストができるのだろうか…。
■漬け時間はいらない
パン粉に卵を加えて混ぜる。
バターを600wの電子レンジで20〜30秒ほどチンして溶かしたものをパン粉に加える。「溶かしバターを生地に仕込むことで、とても味が染みたフレンチトーストができる」とリュウジ氏はいう。食パンの場合、卵を吸わせるために少し時間を置くが、パン粉を使えばすぐできるということだ。
フライパンに油を敷いて、生地を焼いていく。周りを丸く整形するとホットケーキのような感じになるが、虚無なので無理せず焼いていこう。
フライ返しで簡単に返せるので、焼き色が付いたらひっくり返して裏面も焼いていこう。お皿に移して、シロップとバターを乗せたら完成だ。
■味のよく染みたフレンチトースト…
断面もなめらか。とてもパン粉で作ったとは思えない。焼く前に溶かしたバターをパン粉がしっかり吸収しているので、風味豊か。はちみつのほんのりした甘さに最高に合う。「食パンは日持ちがしないが、パン粉を使えば食べたいときにいつでもフレンチトーストが作れる」とリュウジ氏。
食パン不要で、調理時間たった数分で作れてしまう虚無フレンチトースト。新たな作り方と美味しさに2度驚いた。
■執筆者プロフィール
池田かおるこ:グルメ、レビュー記事をメインに執筆しているライター。
日々の晩酌をいかに美味しく楽しむかは、もはやライフワークに。簡単でコスパ良し、激ウマなお酒に合うレシピを探して実践中。「特別な材料や凝った調理法はなし。でも美味しい」と思えるレシピを中心に紹介します。
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(取材・文/Sirabee 編集部・池田かおるこ)